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ベトナムエッグコーヒー発祥!日本で秘伝の卵クリームが味わえる横浜中華街【カフェジャン】

いちみ地域ライター(横浜市)

カフェ文化が華やかな国、ベトナム北部で愛されている「エッグコーヒー」をご存じでしょうか。門外不出でのれん分けをしてこなかった名店の味が、横浜中華街で味わえます。

CAFE GIANG

ベトナムハノイに本店を構える「CAFE GIANG(カフェジャン)」は、1946年創業の老舗カフェ。ハノイの高級ホテルでバーテンダーとして働いていた現オーナーのお父様が「エッグコーヒー」を考案し、代々家族だけに受け継がれてきた秘伝の味です。

そんな70年以上のれん分けを断り続けてきたカフェジャンの2店舗目が、横浜中華街にあります(2018年3月オープン)。

オープンから4年たった今でも、メディアで取り上げられることが多いお店です。入り口のカウンターで注文し、先に会計して席で待ちます。

店内は1階と2階にゆったりとしたソファー席。1階にはカウンターもあり、横浜やコーヒーに関する雑誌が自由に読めるので、ひとりでも気軽に利用しやすいお店です。
温かいお茶はセルフサービス。

エッグクリームドリンクメニュー

エッグクリームがのったメニューは、

  • エッグコーヒー(500円)
  • エッグ抹茶(550円)
  • エッグココア(550円)
  • エッグビール(750円) など。

ドリンク類は追加1杯につき200円割引で飲めるので、色々飲んでみたくなります。

エッグコーヒーに使用されているコーヒー豆は、ベトナムから直輸入したロブスタ種とアラビカ種をブレンドしたオリジナル。店内で焙煎した豆は200g1300円で購入できるので、ベトナムコーヒーがお好きな方へのお土産にも。

エッグコーヒーの楽しみ方

エッグコーヒーは、卵とコンデンスミルクでカスタードクリーム状にあわ立てたエッグクリームを、コーヒーの上にのせたもの。

イタリアの牛乳を使ったカプチーノからインスピレーションを受け、考案当時は牛乳が高価なため、卵で代用して作ったことが始まり

と説明書きがありました。

コーヒーが冷めないようにお湯をはった器の中に入って提供されます。初めてなので「美味しい飲み方」通りに飲みました。

まずは上層部のエッグクリームをスプーンですくって味わいます。エッグタルトのようなプリンのような濃厚な甘さ。その後、上のクリームと下のコーヒーをスプーンで下から上にすくいあげるようにかき混ぜながらいただきました。

「スイーツ感覚!ティラミスのような味わい」と看板に書いてありますが、濃厚な卵の甘さに負けない苦味のあるコーヒーの存在感は、まさに飲むティラミス!

ボリュームのあるバインミー

ベトナムのサンドイッチ「バインミー」は、約20センチとボリューム満点!見た目は固そうななのにふわふわなパンの中に、北京ダックやチャーシュー、シャキシャキのキュウリがはさんであるのが中華街らしいですね。フレッシュなパクチーもたっぷり。ソースは甘い「甜麺醤(テンメンジャン)ソース」とピリ辛な「スイートチリソース」から選べます。

テイクアウトは、ハーフサイズのバインミーとドリンクがセットになった「バインミーセット」(550円)がお得です。横浜中華街での休憩に、ハノイ名店の本場のエッグコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

基本情報
■CAFE GIANG
■横浜市中区山下町78-3
■045-323-9088
■月曜定休
■10:00〜19:00
■WIFIあり
■最寄駅 みなとみらい線「元町・中華街駅」
■公式 CAFE GIANG

地域ライター(横浜市)

愛犬とのおでかけ情報を発信する「つつじろぐ」他複数サイト運営。観光地だけではない横浜の魅力を、地元目線でお届けします。戸塚区・港南区・栄区が多めです。

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