【茨城・大甕】御朱印と授与品が素敵すぎる! 大甕神社・泉神社へ
茨城県・日立市の大甕に、以前から参拝したかった神社があるので行ってきました。
品川からはひたち・ときわ特急で2時間弱。
乗車した列車は快適で、買っておいた駅弁を食べたり車窓の風景を楽しんでいたりしたらあっという間に感じました。
大甕駅に到着しました。茨城は遠いと思っていたら想像よりも気軽に来れたので、これから茨城方面の散策が捗りそうです。
駅から徒歩15分ほどで大甕神社に到着しました。
月1のみの授与の御守りも! 授与品がかわいすぎる大甕神社
大甕神社(大甕倭文神宮)は、茨城県日立市に鎮座する織物の神様と星の神様を祀る神社。
地主神として祀られる甕星香々背男(ミカボシカガセオ)は、鹿島・香取の二神がこの地を平定した際に従わない、まつろわぬ星の神様でした。
そんな甕星香々背男二神に替わって大甕に赴き境内の宿魂石に荒魂を鎮めたのが、主神で祀られる武葉槌命(タケハツチノミコト)であったと伝えられています。
そんな甕星香々背男が祀られる甕星香々背男社。
甕星香々背男は、例えば神奈川では祀る神社は一社だけというなかなかのレア祭神様でもあります。
訪問時(令和5年10月)は期間限定の秋祭を祝した御黨(おどう)の御朱印の授与をして頂きました。
こちらの本殿は岩山の上に鎮座しており、岩を登って向かいます。
ちょっとしたロッククライミングがあるなんて……雨じゃなくてよかった。
鎖を頼りに岩を登り、本殿に到着しました。
本殿には甕星香々背男を宿魂石に封じた武葉槌命が祀られています。
神社ではこちらの岩山全体を「宿魂石」といいますが、この宿魂石を御内符にした、朔日(毎月1日)のみ授与している御守り「甕星守り」があります。
神社到着はお昼ごろでしたが、無事に授与して頂けました! この御守りには、夜の世界を支配する強い霊力が宿っているそうです。
また、久志御魂(くしみたま)の御守りも授与していただきました。
海と関係が深いお社である大甕神社。漁で使われる浮き玉がモチーフとなった御守りです。かわいいがすぎる…!
そして大甕神社は、悪縁を断つ神社としても名が知られています。
境内に境界石(別名縁切石)があります。
社務所で御札をお分かちして頂き、境界石に貼り付けて祝詞を唱えながら穴をくぐり、悪縁を断ち切ります。
さて、大甕神社で悪縁を切った後は、良縁を縁結びに参ります。
こんこんと湧き出るブルーの泉に癒される 泉神社
次は同じ大甕駅近辺にある縁結びの神社「泉神社」へ。
この辺りはきれいな水が豊富で、神社の向かいの「泉が森公園」の水の透明度に驚きました。
同じ大甕駅から近い…といっても両社は駅の反対方面に位置しており、その間約2キロ。
この間を移動するのに的確な手段がわからなかったので歩いちゃいました。個人的には全然歩けるレベルでしたが、両社を公共交通機関でお参りする際は歩く覚悟で、歩きやすい靴で来ることをおすすめします。
泉神社です。常陸国風土記では「密筑の里の大井」として記されている、延喜式内社の由緒深い神社です。
御朱印も季節限定のものと通年授与しているものなど、複数用意がある中で令和5年限定の見開きの真っ赤な御朱印を授与していただきました。
御朱印以外の授与品もとてもかわいく、花の描かれた木札も授与していただきました。
友人が授与してもらっていたブレスレット型の御守り。
3種類の中から石を自分で選択できます。こちらはフローライトの御守り。
境内には泉神社の名前通りに湧き水が湧くブルーの泉があり、こぽこぽと湧き出る様はいつまでも見ていられます。
この湧水は平成の名水百選にも登録されており、InstagramなどのSNSでも注目されています。
時間の許される限りこちらでずっと眺めていたい…そう感じられる、とても気持ちの良いお社でした。
大甕は悪縁を断ち、良縁を結ぶパワースポット
大甕神社も泉神社も、御朱印や授与品が魅力的で目移りしてしまいました…!
縁結びというと恋愛のイメージが強いかもしれませんが、「縁結び」で結ばれる縁は恋愛以外にも仕事や人間関係など、多岐にわたります。
都内からも意外と気軽に行ける大甕に行ってみてください♪