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大人になっても文房具が好き?『趣味の文具箱 2021年4月号 vol.57』

猪口フミヒロ文房具ブロガー&ライター

大人になっても文房具が好き?

大人になっても文房具が好きな人多いですよね?僕もかなり文房具が好きなので、文房具屋さんによく行きます。すると、何時間も文房具売り場を徘徊していたり、いつまでも高級筆記具を眺めている人を見つけます。この人たち、よっぽど文房具が好きなんだなぁと、ピリピリと僕のアンテナに引っかかってきます。

そんな大人になっても文房具が好きな人は、文房具売り場に行くのも良いのですが、是非とも文房具のことを書いた本を読んでいただきたいと思います。そうすると何倍もの情報が一挙になだれ込んできて、ますます文房具のことが好きになること間違い無しです。そしてきっと、勉強や仕事に役立つようになります。

今日はそんな文房具好きのために『趣味の文具箱 2021年4月号 vol.57』を紹介します。

今回発刊された『趣味の文具箱2021年4月号 vol.57』は、文房具ファン待望の「万年筆」特集です。

特集は、表紙に大きく書かれていますように「道具としての万年筆」

究極の筆記具としての万年筆の魅力を深く深く探っていきます。その他は「私の万年筆メンテナンス術」「みんなの万年筆の使い方とハマりごと」などなど、読者さん目線での記事も紹介しています。また、安定した性能が人気の定番万年筆を選んで、ブランド別に紹介もしています。今年の春・夏に向けた筆記具の新製品情報も満載!編集部の独自視点で選んだハサミ、ペントレー、鉛筆削りなどの文房具情報もたくさん紹介しています。

趣味の文具箱』は、文房具の最新情報と魅力を発信している季刊雑誌です。年に4回発刊しております。

文房具ブログを書くきっかけに

僕が文房具ブログを書くきっかけになったきっかけのひとつが、この『趣味の文具箱』を立ち読みしたからです。そして、そこに掲載されていた、あまりに美しい万年筆に魅了されて、その場から動けなくなってしまったからなのです。僕は、その日はひとまずその雑誌を購入して家に帰りました。

でも、何度見てもその美しい万年筆が気になって仕方ありません。

そんな気分になるのは初めてだったので、僕は持っていたお金をドンと注ぎ込んで、その万年筆を購入することにしました、7万円くらいだったと記憶しています。そんなお金を出して筆記具を買うなんで、今までの僕には考えられないことだったので、ここで人生が変わったと思います。

その日から、僕は文房具ブロガーとして迷うことなく進んでいきました。かれこれ、11年以上毎日書き続けています。そうやって続けてこられたのも、ブロガーとして脚光を浴びたのも、あの日に万年筆を買うことを決意させてくれた『趣味の文具箱』のおかげだと思っています。

確かに魂が入るのかもしれない

以前、上司にゴルフに誘われました。休日をそんなおじさんとの付き合いに時間を絶対に使いたくなかったので、断りました。でも、その上司は執拗に「絶対にやっておいて損はないから」と僕をゴルフに連れ出しました。もちろん、ゴルフクラブを持っていなかったので安いセットを買ってゴルフ場に向かいました。

その時に、その上司から「有り金はたいて高いクラブを買うものだよ。そうすれば、そこには魂が入るから上達のスピードも速い」と教えてもらいました。その通りだったのです。僕は何十年もゴルフに付き合ったが、全く上達しませんでした。才能もなかったし。結局、そのクラブは息子にあげてしまいました。

僕は、最初に買った万年筆は、一番好きなデザインの一番高いものを買いました。そこが良かったんだと思います。そこが大事だったんだと思います。そして、今の文房具ブロガー&ライターと名乗る僕がここにいるんだと思います。そんなエピソードも交えて『趣味の文具箱 2021年4月号 vol.57』を推します。

大人になっても文房具が好きな人は、是非買って読んでみてくださいね。

趣味の文具箱 2021年4月号 Vol.57(道具としての万年筆)[雑誌]

文房具ブロガー&ライター

文房具ブログを2009年から毎日書き続けています。文房具に関することなら何でもお任せください。東海地区を中心に活動を展開。文房具朝食会@名古屋というコミュニティーを主催。『文房具屋さん大賞』特別コメンテーター。文房具を通じて便利さと幸せを感じてもらいたいです。

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