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人気の秘密は紙の厚さに対応するアジャスター!OLFA「一枚切りカッター キリヌーク」

猪口フミヒロ文房具ブロガー&ライター

こんばんは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

先日、弔辞がありまして久しぶりに喪服を着ました。一番痩せていた時に作った服なので、かなりキツくなっていました。ズボンは絶対に履けないだろうなぁと思っていたのですが、便利なウェストサイズ変更アジャスターが付いていたので、苦もなく履くことが出来ました。

これはマズイということで8キロほど減量したので、いまではもう大丈夫だと思います。でも、体重がどんどん変化していってしまうお年頃なので気をつけたいと思います。こんなところで、ズボンの進化に助けてもらえるようになるなんて、夢にも思いませんでした。

そんな前置きをしながら、相手の紙の厚さに応じて刃の出方を調整できる、便利な一枚切りカッターを紹介します。それは、OLFA「一枚切りカッター キリヌーク」です。とっても便利なので、ペンケースに一本入れて置くといいでしょう。何かの時に助けてくれますよ。

この文房具は持っていたのですが紛失してしまって、、、岡崎市の行きつけの文房具屋さん:ペンズアレイタケウチさんで買い直しました。でも、買い直し出来て良かったです。

これはフツーのカッターに見えますが「一枚切り」です。このカッターを使って紙を切っても、表面の一枚しか切れないという不思議な文房具です。特別に新しいモノではありません。昔から、この原理を利用してシールやジグソーパズルなどをくり抜いています。

シールの本体をはがしても、まだ下に台紙が残っているのは、この原理を利用しているのです。文房具はもちろんですが、工業製品などにも広く利用されています。トムソン型といわれるツールで加工されるのが、一般的ですね。紙残しという言い方をする方もいます。

僕は新聞や雑誌を読んでいて気になったところは、これを使ってノートに貼り付けておきます。そうすると、隙間時間に読み返すことが出来て、記憶に定着して行動に移しやすくなるのです。何度も目にしていると「やらなくちゃ!」という気分になりますよね。

せっかく買ってきたので、キレ具合を試してみましょう。今日、切り抜くのは万年筆の試し書き用の紙です。かなり厚めの紙なのでアジャスターはMAXのちょっと手前です。このあたりの勘所は、使い続けているとすぐに習得することが出来ます。じゃんじゃん使ってみましょう。

じゃあ、この円に沿ってくり抜いてみましょう。

「おりやーーぁ!」と、意気込んで切ってみましたけど、一部切り方が甘い部分があってちょっと不完全燃焼です。もう少しアジャスターをMAXに近づけないといけなかったですね。僕も久しぶりに使うので勘所がわからなくなっているようです。とにかく経験を積まなくちゃ!

これからも便利な文房具情報を発信していきます。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

では!

文房具ブロガー&ライター

文房具ブログを2009年から毎日書き続けています。文房具に関することなら何でもお任せください。東海地区を中心に活動を展開。文房具朝食会@名古屋というコミュニティーを主催。『文房具屋さん大賞』特別コメンテーター。文房具を通じて便利さと幸せを感じてもらいたいです。

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