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中学生が欲しい文房具は?長時間書いても疲れにくいシャープペン「ドクターグリップ」が第一位でした

猪口フミヒロ文房具ブロガー&ライター

こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

僕は、文房具朝食会@名古屋というコミュニティーを主催しています。朝から文房具の話題を共有しながらモーニングをいただこうという企画で、名古屋地区を中心に月に一回のペースで10年以上続けてます。そんなに話題があるのかと家族からは呆れられてますけどね。

ところが、毎回2時間と時間を切らないと終われないことがあるくらい文房具好きの人は多いし、その話題は尽きません。とても素敵なコミュを運営させてもらっているなぁと感謝しています。今日は、そこに来た中学生に質問してみた内容をブログ記事にしてみました。

「文房具をもらえるなら、何が欲しい?」

「新しく発売されたシャープペンシル、Dr.GRIP(ドクターグリップ)!」

文房具朝食会@名古屋に参加してくださる中学生だけあって、即答です。とってもナイスな回答ですね。株式会社パイロットコーポレーションの人気シャープペンシルシリーズのDr.GRIP(ドクターグリップ)。今日はその最新版の人気の秘密に迫ってみましょう。

Dr.GRIP(ドクターグリップ)の全貌です
Dr.GRIP(ドクターグリップ)の全貌です

深化した2つの機能の紹介

ひとつめは「フレフレロック」機構です。知らない人には何を言っているのかも理解できないと思いますが、シャープペンシルを握ったまま縦に振ってやると芯が出てくる機能が、このドクターグリップには付いているのです。ノックしなくても良いのは便利ですよね。

でも、この機構は持ち運びしても発動してしまうのです。持ち運んでいる間に、芯が出てきてしまっていてペンケースが汚れてしまったなんてトラブルが起こりがちなのです。それを防止するためにもロック機能が付きました。グリップの回転でロック出来るんですよ。

もうひとつは「静音設計」。最近はノイズが気になる人が増えているみたいです。そういう僕もノイズキャンセリングイアホンが手放せないほど、ノイズがとても気になるタイプですので、ありがたいです。ノック音もフレフレ音も50%カットなのです。

ドクターグリップのネーミング秘話

もう30年以上も前の話になりますが、1991年11月にドクターグリップは発売されました。このシリーズは今も新製品を世に出し続けている超ロングセラー文房具です。それでは、僕がいつも気にしているネーミングの秘話について紹介していきましょう。

この筆記具が開発された当初のコンセプトが、徹底的に疲れにくさにこだわろうというものでした。だから開発製品のことを医療用品をイメージして「クリニックボール」と呼んでいたそうです。(最初は、ボールペンの開発からスタートしたのでボールです。)

さらにここには、医師の協力もあって開発されたという経緯もありましたので「ドクターグリップ」と命名されたそうです。確かに指が直接触れるグリップ部分の大きなラバーは医療用品をも連想させるような出来栄えですね。でも、間違いなく指が痛くなりにくいです。

素敵ですね。もしお会いする機会が来たら、このシャープペンシルをプレゼントしたいです。

では!

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文房具ブロガー&ライター

文房具ブログを2009年から毎日書き続けています。文房具に関することなら何でもお任せください。東海地区を中心に活動を展開。文房具朝食会@名古屋というコミュニティーを主催。『文房具屋さん大賞』特別コメンテーター。文房具を通じて便利さと幸せを感じてもらいたいです。

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