夏が旬のふっくら甘い穴子。台東区谷中にある名店で穴子寿司は如何ですか?
千駄木の駅から歩いてすぐ、団子坂下から谷中霊園に向かう坂の途中にある乃池。江戸前の穴子寿司が食べられる寿司屋です。
号外NETライターいいちこの家では、隅田川の花火大会の日の夕食には、なぜだか決まって乃池の穴子寿司がテーブルに上がるというお約束ごとがありました。乃池の折詰の穴子寿司は、夏の日の特別なご馳走だったのです。そういえば何年も乃池に行っていません。「あぁ! 久しぶりに穴子寿司が食べたい! 」
というわけで、8月に入ったある日、乃池へ行ってきました。外は茹だるような暑さだったので、まずはビールで喉を潤します。お通しは穴子の煮凝りでした。冷んやりしてプルンとした食感が体の熱を取り去ってくれるようです。
たこのふっくら煮。炊いた小豆と一緒にいただきます。
さっぱりしているのにまろやかなコクのある白和えも。暑い夏は、喉越し冷んやりのおつまみが美味しく感じます。
ふっくらとした白焼きは、そのままワサビだけを付けていただきます。口に含むと焼いた穴子の香ばしい香りが広がります。
乃池は穴子寿司が有名ですが、握り寿司もあります。江戸前寿司はネタ自体にさっと醤油が仕込んであるのでそのままパクッといただきます。
江戸前寿司ならではの鮪や小肌。まだほんのり暖かい酢飯が、ネタの旨味をさらに引き出します。
鮮度が抜群で身が締まっています。穴子も美味しいけれど乃池はお寿司も抜群に美味しいです。
〆はもちろん穴子寿司。口に入れた途端、ふっくらした穴子の身がホロホロと崩れていく瞬間はまさに至福! 乃池特有の甘辛のツメも堪能して大満足です! 穴子が旬の夏のうちに、ぜひ乃池の絶品穴子寿司を食べてみては如何でしょうか? 穴子寿司はお持ち帰り用として、お土産にもできます。
・すし乃池・
〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目2−3