下町の情緒が残る台東区の谷中銀座。国内外からの観光客も多く、都内でも人気のスポットです。

この商店街の通りにある暮らしの道具 谷中 松野屋。今の時代には見かけなくなった昭和の時代に使われていた生活雑貨がたくさん販売されています。

左奥にある木の板は洗濯板です。洗濯機が普及していなかった時代には、真ん中やや右寄りに見える金盥の中でゴシゴシ擦って汚れを落としていました。この洗濯板はめちゃくちゃアナログですが、しつこい汚れやシミを落とす時とても重宝します。今でも使っている方はいると思います。

他にも学校の校庭を掃いていたような竹箒やプール掃除に使うデッキブラシなどもありました。これらの道具を見ていたら昔の思い出が一気に蘇って来ました。

レトロな形のバケツの中に、モダンなデザインのものを発見しました。深さがあってコロンとしたこちらのバケツは、もしかすると昔使われていたデザインのままなのかもしれません。昭和の時代に暮らしの中で使われていた道具は、今見みてもとてもおしゃれです。ボタンひとつで最初から最後までなんでも完了してしまう今だからこそ、昭和レトロな道具を見直してみると新しい発見がありそうです。谷中銀座に来た際には、ぜひ松野屋で暮らしの道具をチェックしてみてください。

・谷中銀座・

〒110-0001 東京都台東区谷中３丁目１３−１

・谷中 松野屋・

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里３丁目１４−１４