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【台東区蔵前】ゆったりした時間が流れる「封灯(ふうとう)」が蔵前3丁目にオープンしています。

いいちこ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都台東区)

ある夜、蔵前の町をあるいていたところ、とても雰囲気のあるお店を見つけました。こちらのお店は、2023年12月にオープンしたばかりの詩的喫茶「封灯(ふうとう)」。蔵前4丁目にある「自由丁」の二号店です。店頭には、まだお祝いのお花が飾ってありました。

「自由丁」、「封灯」は、ともに喫茶店でありながら未来の自分に充てた手紙を送ることができる喫茶店です。

店内には、未来の自分に宛てた手紙が保管された棚がありました。お店では、1年後の自分に宛てた手紙を書けるメニューが人気ですが、書かなくても喫茶店としてお茶やお酒を楽しむこともできます。

店内にはテーブルごとに花が飾られ、アップライトのピアノや、

レコードが置いてあります。ゆったりとした音楽が流れていて、曲が終わるとスタッフの方がレコードを変えていました。

とても静かな時間が流れています。離れた席では、未来の自分にあてた手紙を書いている方がいました。私自身は手紙は書きませんでしたが、読みかけだった本がずっとカバンに入ったままだったので、読み終えてしまうために席に着いてお酒を注文しました。お店のオーナーの詩が書かれたトレイに乗って運ばれてきます。思わず読み込んでしまいます。

静かにレコードの音だけが聴こえる店内では、本も集中して読めます。一人でいると携帯の画面を見てしまいがちですが、封灯ではいつもとは違う時間を楽しみたいと思えます。ガラス越しに見える、窓越しに見える明かりに照らされた通りの感じも素敵です。時にはただ座ってぼんやり通りを眺めたり、

置いてあるメモの走り書きを見つけたり、

机の上にあった砂時計をひっくり返したりして、ゆっくり時間が流れるのを感じてみるのも良いかもしれません。

封灯のHP

自由丁のHP

・封灯・

〒111-0051 東京都台東区蔵前3丁目15−4 プチドール蔵前 101

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都台東区)

地域ニュースサイト号外NETのサイトで台東区を担当しています。子供の頃、上野の国立科学博物館前にあるシロナガスクジラ像を見て、あまりの大きさに衝撃を受け鼻血を吹きました。台東区の面積は23区内で一番小さいけれど、中身はギュッと詰まった魅力的な街です!これからも台東区のキラキラを読者の皆様にお伝えしていきたいと思っています。台東区の耳寄りな情報なども下記サイトから教えていただけると嬉しいです♪

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