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【久留米市】これからも残していきたい久留米遺産。子供が集う「まちの駄菓子屋さん」2選。

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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手ごろな価格でバラエティー豊富なお菓子やおもちゃを取り揃え、子どもたちの集まり場になる「まちの駄菓子屋さん」

子どもの頃、お小遣いをにぎりしめて「まちの駄菓子屋さん」に買い物をした思い出がある人も多いのではないでしょうか。 

現在、スーパーやショッピングセンターの普及で、小さな駄菓子屋さんは年々数少なくなってきています。 

これからも続けて残って欲しい久留米遺産として、今回は「ぽんたこ」「友田食販」の2店舗をご紹介します!

おっちゃんがいるトレーラーハウスの駄菓子屋さん

まずは、久留米市野中町の焼きとり「つじやま」の敷地内の片隅にあるまちの駄菓子屋さん「ぽんたこ」

こちらはトレーラーハウスの中にさまざまな駄菓子が販売されています。

スクラッチ付きのお菓子などが15円から並んでいました。

筆者が小さい頃によく買っていた当たり付きの棒きなこがあり、数十年ぶりに食べてみました。結果は残念ながらハズレ。

夏はかき氷も出しているそうです。値段も小で160円と子どもに嬉しい優しいプライス。

外にはテーブルなども用意しており、夕方になると多くの子どもたちがワイワイと集まっている光景が目に浮かぶようです。

駄菓子屋のおばちゃん

お次は、久留米市南にあるまちの駄菓子屋さん「友田食販」

昭和20年代にお米などを扱う「暁食糧販売店」として創業しました。その後は娘さんの為にと駄菓子屋さんを始めたそうです。名残りでお米も販売していました。

店内には、お菓子やくじ引きスーパーボールなど10円から買える駄菓子が沢山!

ボンボンジュースやぐるぐるゼリーなども販売していました。

フィギュアなども飾られており、懐かしいノスタルジックな空間です。

また、コロナ前は小学校の子どもたちが授業の一環として、友田食販へ社会科見学に訪れていたようです。

駄菓子を選んでいる間にも、お小遣いを握りしめた子どもたちが次々と来店。

「おばちゃん、これで合わせて○○円で合ってる?」と確かめる光景が懐かしく心温まる場面を垣間見ることができました。

「駄菓子屋は全く儲からないよ〜、ボケ防止でやってると〜」と、楽しく会話させて頂き、写真撮影に快くご協力して頂きました。 

友田食販では、焼たらや蒲焼さん太郎、たねなしほしうめなど購入。

幼い頃、タバコを吸う姿に憧れココアシガレットで吹かす真似をしながら食べたあの懐かしい味。

駄菓子屋さんに友達と集まり、ワイワイと買い物を楽しんでいた頃を思い出すことができました。

子どものころのワクワクに満ちた日々を振り返る場所として、ぜひ訪れてほしい久留米市内にあるまちの駄菓子屋さんです。

【店舗情報】

「ぽんたこ」

住所:福岡県久留米市野中町1513−2

営業時間:〜18:00まで

定休日:平日のどれか

駐車場:あり  

【店舗情報】

「友田食販」

住所:福岡県久留米市南1丁目6

営業時間:不明

定休日:不明

駐車場:なし

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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