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【久留米市】黄金のイチョウと真っ赤なもみじが燃えるよう。もみじ寺こと「柳坂山 永勝寺」で紅葉狩り。

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市山本町、柳坂曽根の櫨並木を過ぎ、けしけし山の登山道に入ってすぐの所にある「柳坂山 永勝寺(りゅうばんざん えいしょうじ)」

創建は天武天皇9(680)年といわれ、本尊は薬師如来様です。 皇后の病気を平癒するために祈願されたとされ、「出雲の一畑」「伊予の山田」と共に日本三大薬師の一つに数えられています。

「柳坂ハゼまつり」

2023年11月18日(土)〜11月26日(日)の期間、柳坂ハゼ並木周辺にて「柳坂ハゼまつり」が開催していたので、柳坂山 永勝寺へと紅葉狩りに出掛けてみました。

柳坂曽根の櫨並木も合わせて観賞しましたが、今年は温暖化の影響で葉が色付かず、櫨の実が目立つ年になってます。

駐車場

永勝寺の入口に第一駐車場があり、山門より少し坂を登ったところに第二駐車場があります。

山門

第一駐車場から少し登ると、永勝寺の山門が見えてきます。

19段と77段の石段を登っていくと、そこには5本の杉の大樹と大きなイチョウが目の前に現れます。

環境保全の為、入山料200円(中学生以上)を設けられていました。 

江戸時代から社寺参詣を迎え続ける親しみやすい表情の「仁王像」がお出迎え。

本堂

本堂の扉が開けていたので、本堂内に上がり参拝させていただきました。

なんと、普段見ることのできない、永勝寺の寺宝「大般若経」が一般公開されていました。

神仏分離令により高良大社から移されたとあり、お経には「安政六年と書かれているそうです(江戸時代・1859年・今から164年前)」。お経が収められている箱のフタの裏側には交久元年(江戸時代・1861年)と記載があります。

燃えるような紅葉

参拝を終えると、本堂の横にあるイロハモミジとイチョウの景色が目を奪われるほど綺麗!

本堂横の回廊の下を潜り、その裏手の山には展望所へと続く道も紅葉スポットです。

山道にはもみじ並木が燃えるように真っ赤に色づいています。

展望所には手書きの地図が用意されています。

柳坂曽根の櫨並木が並び、その奥には宝満山や筑後平野が一望できました。

さらに、本堂の裏手にぐるっと回ることができ紅葉を楽しむことができます。

2023年7月に起きた九州での記録的大雨により、五百羅漢の御堂が一つ倒壊したようで、第二駐車場に集められていました。

また、永勝寺では「柳坂ハゼまつり」の期間中、テーブル席が設置され、

ケンポ梨のお茶やコーヒーなどが無料で振る舞われていました。

ケンポ梨(玄圃梨)

境内には、市指定天然記念物のケンポ梨(玄圃梨)の木があります。82歳になる和尚さんにお話し頂戴すると、けしけし山の土壌に合うのか、ケンポ梨のひこばえから数本増えたそうです。お酒に悪酔いしたとき、このケンポ梨の実を煎じて飲むとよく効くとのことです。

御朱印

永勝寺には御守りや書置きの御朱印などが用意されています。

タイミングよく和尚さんがいらっしゃる場合は、御朱印帳へ直書きしていただけます。もみじやイチョウを使い映える御朱印にして撮影を楽しむことができました。

紅葉が見頃を迎えた永勝寺へぜひお出掛けしてみてはいかがでしょうか!

【お寺情報】

柳坂山 永勝寺

住所:福岡県久留米市山本町2155

駐車場:あり  

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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