【久留米市】創業120年の老舗漬物店「大石金蔵商店」。毎日食べても飽きないリピート必須のお漬物。
グルメ情報やイベント情報、自然や観光、神社仏閣(歴史)などなど、久留米市の「いいコレ」!! と思う素敵なスポットを発信している福岡県の久留米市情報ライター「いいコレ+」です。
今回ご紹介するのは、福岡県久留米市諏訪野町、久留米市中央卸売市場の道を挟み向い側にある「大石金蔵商店」。
こちらは創業明治36年(1903年) 、120年の歴史がある老舗漬物店です。
久留米で栽培・加工されている特産品の“やましお漬”や、白菜、奈良漬などのお漬物が製造・販売されています。
外観・店内
年季が入った外観で、緑の垂れ幕が目印です。
店先には、お漬物を漬ける時の樽がディスプレイされていて、窓には「お漬物は乳酸菌の宝庫 元気の秘訣」と書かれています。
店内で販売されているお漬物類は様々。
はくさいの漬、キムチ、やましを菜漬、奈良漬、たかな漬、べったら漬、はりはり漬などなど、豊富な漬物が取り揃えています
また他社製造ですが、種類豊富な昆布などの佃煮が販売されています。
角切昆布や刻スルメなど、とても珍しいと評判だそうです。
120年の歴史が詰まったお漬物
今回、大石金蔵商店で購入したのは「やましを菜漬140円、はくさい漬140円、キムチ(朝鮮漬)140円、子持昆布230円」。
やましを菜漬とはくさい漬、キムチをお皿に盛るとこんな感じ↓
特別なお塩で漬け込んでいるというやましを菜漬は、歯ごたえが良く高菜よりもピリッとしています。今年は酷暑だったので、やましを菜が早い時期から美味しいそうです。
今年の食べ方は、袋からやましを菜を出して適度な大きさにカット。漬け込んでる液は綺麗なので水洗いしなくてもいいとのことです。
はくさい漬はシャキシャキのサッパリした浅漬け感。
こちらも水洗いはいらず、しっかりと水気を切ってから食べてくださいとのことでした。
キムチ(朝鮮漬)は、ニンニクが効いていてサッパリで食べやすかったです。
脂モノが多いお肉を食べる時には、とても相性がいいかと思います。
北海道産 子持昆布は、ご飯のお供にピッタリ!
歯応えがあり濃い昆布の味が楽しめる一品でした。
久留米の特産品「やましお漬」
笑顔が素敵な女性従業員の方にお聞きしたところ、お漬物などはお店の奥で製造されているそうです。
戦後は闇市などのお店で販売するお漬物屋さんは久留米には100軒以上あったそう。現在では20軒残っているかどうか? とのこと。
「この外観だし、よくお店に来る勇気ありましたね〜」と、笑って話をしてくれる姿がとても印象的でした。
リピート来店
購入したお漬物が美味しくて美味しくて、また4日後にリピート来店!
お裾分け用も一緒に大量買いしちゃいました〜!
大奥様も元気に接客され、美味しい食べ方など色々と教えて頂けました。胸張っておすすめできる漬物屋さんなので、皆さんもぜひ老舗の味を試してみて下さいね!
ごちそうマエストロで放送
「この季節一番おいしい食材」をテーマに、九州各地の生産地を訪ねるさすらいのお料理番組TVQ九州放送の「ごちそうマエストロ」。
人気お笑いトリオ「ロバート」の“馬場ちゃん”こと馬場裕之さんが、大石金蔵商店のお漬物を使ったアレンジ料理が披露されました。(2020年3月8日放送)
紹介されたやましを菜のぶっかけご飯は、簡単に作れそうで参考になるアレンジ料理でした。
また、この前ご紹介した久留米市中央卸売市場内にある「牟田食堂」がすぐ近くにあります。
【店舗情報】
大石金蔵商店
住所:福岡県久留米市諏訪野町2612−5
営業時間:8:00〜17:00
定休日:水・日曜日
駐車場:あり