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【久留米市】久留米を代表する観梅スポット!  広さ3千坪に約30種500本の梅が咲き誇る梅林寺外苑。

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市京町にある「梅林寺外苑」

臨済宗妙心寺派の古刹であり、九州一の修行道場として名高い「梅林寺」

その境内にある「梅林寺 外苑」には、約30種500本、白梅・紅梅・枝垂梅の花が咲き誇り、観梅時期になると外苑中が梅花の香りに包まれます。 

広さ約3千坪の梅林寺 外苑

広さ約3千坪の外苑は、山あり谷ありの変化の妙をつくした配置で、遠くには脊振の連山を眺め、眼下には豊かな筑後川の清流が見える造りになっています。

階段を上がると梅林寺外苑の正面は写真映えスポットです!

正面より左の遊歩道も梅の木アーチ上になっていて、おすすめの写真映えスポットです。

所々に枝垂れ梅が植樹されていてとても綺麗です。

また、夏目漱石句碑と菅虎雄(すがとらお)先生顕彰碑がある階段を上がった先から見渡せる景観もおすすめです!

この句碑は、梅林寺に眠るドイツ語学者の管虎雄と夏目漱石との友情を記念して外苑に建てられました。梅林寺を詠んだ「碧巌(へきがん)を提唱す山内(やま)の夜ぞ長き」という漱石自筆の句が刻まれています。

また、梅林寺外苑にある喫茶「ティーハウス梅苑」は、日本の建築家「菊竹清訓氏」の初期の作品で国登録有形文化財となっています。

四季折々の花や木々に囲まれた、くつろぎと癒しを与えてくれる素朴な空間の中で喫茶を楽しむことができます。

梅林寺外苑には無料で自由に出入りすることができ、多くの人が訪れる久留米を代表する観梅スポットです。

梅林寺外苑

梅林寺外苑は、昭和33年春、江南山梅林寺開山大和尚350年年忌に際し、17世玄照老師の英断と株式会社ブリヂストン創業者石橋正二郎氏の寄付、檀信徒の協力により設けられたものです。現在、梅林寺が中心となり、外苑維持委員会、久留米市が協力して管理されています。
外苑は、広さ約3千坪で山あり谷ありの変化の妙をつくした配置で、遠くには脊振の連山を眺め、眼下には豊かな筑後川の清流が見えるというふうに、閑寂と眺望の美があり心まで浄化されるようです。
外苑は梅の名所となっていますが、梅林寺の梅のいわれは古く、江戸時代中期安永7年(1778年)ごろ、梅林寺の詠歌に「香りも高し 梅の林の 観世寺 導きたまえ みだの浄土へ」と、詠まれていました。
今では、玉剣、紅ちどりなど約30種、500本の梅があり、2月から3月にかけては、紅白の花が咲きだれ、たくさんの人々が観梅に訪れています。
令和2年3月久留米市

住所:福岡県久留米市京町209−24

駐車場:あり

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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