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【久留米市】筑後国一の宮「高良大社」と真っ赤に燃える「久留米つつじの原木群」が拝めるのは今の時期だけ

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市御井町に鎮座する筑後国一の宮「高良大社」の境内にある「久留米つつじの原木群」

高良大社の本殿の背後から南側の崖面に、推定樹齢200年とされる「高良大社 久留米つつじの原木群」があります。

2024年4月17日に訪れたところ、久留米つつじの原木群が真っ赤に咲き誇り見ごろを迎えていました!

高良大社の久留米つつじは他の場所に咲くつつじに比べると満開になる時期が遅いですが、見事に咲き誇っていました。

200年以上この地で咲き続けている「久留米つつじの原木群」は天然記念物に指定されています。

高良大社 久留米つつじの原木群とは 

久留米つつじは、江戸時代末、久留米藩士の坂本元蔵(1785~1854)がキリシマツツジを原種として、新種の改良に成功したことでよく知られています。
その際、坂本は、高良山及び梅林寺の境内に、二千本余りのつつじを植えたといわれ、そのツツジから種子を採取しました。
現在、梅林寺境内につつじの古木は見当たらず、久留米つつじにつながる「つつじの古木群生」は高良山のみに残るだけとなっています。 

そして、久留米市の花「久留米つつじ」は、久留米市のシンボルであり、日本中で愛されている花です。

また、日本だけでなく国際的にもクルメアザレアの名で親しまれています。

九州最大級の神社建築と言われる国重要文化財に指定されている高良大社の御社殿。

御社殿とつつじとの景観はこの時期だけしか眺めることができません。

拝殿から透塀越しに見えるつつじとの撮影ショットもいい感じです。

これからも続々と開花して、4月下旬ころまでつつじの観賞を楽しめるかと思います。

高良大社宝物館

高良大社の境内には「高良大社宝物館」があり、令和六年四月より本格始動されています。

高良大社には国の重要文化財「高良文書(百四十六通)」をはじめ、一七〇〇点以上の歴史資料が今日に伝わります。
これらを広く公開することにより霊峰高良山の悠久の歴史に触れて頂くべく、令和六年度より高良大社宝物館にて春と秋に平常展を、夏に企画展を開催致します。

春の平常展は令和六年四月六日(土)〜五月六日(月・祝)

秋の平常展は令和六年十月九日(水)〜十一月四日(月・祝)※上記の土日祝日

また令和六年六月二十九日(土)〜七月二十八日(日)の期間(※上記の土日祝日)、企画展「紙本墨書平家物語 覚一本」特別公開(仮)が開催されます。

普段は木箱の中を非公開とする「紙本墨書平家物語」。国内で現在確認されている「覚一本」の写本六点の内、高良大社本は二番目に古く、大変貴重な資料です。拝観者の皆様のご要望にお応えしまして、特別公開されます。

ぜひ、久留米つつじの原木群と併せて高良大社宝物館にも訪れてみて下さいね♪

【つつじ・花見情報】

高良大社の久留米つつじの原木

住所:福岡県久留米市御井町一番地

参拝時間:6:00~17:00

駐車場:あり  

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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