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【笠岡市】サクふわ絶品カキフライ!ホッと落ち着くおばあちゃん家みたいなごはん屋。4/28提供終了予定

いかごはんWebライター(笠岡市)

やっと行けた「漁師の店 お食事処 TAITAI家」
このあたりの幼児語の方言で、魚のことを「たいたい」と言います。
「小さなお子さんも魚に親しんでもらいたい」という想いをこめて店名をつけられたそう。その名の通り魚料理がメイン。漁師さんが経営していて、獲れたての新鮮な地魚が食べられると評判のお店です。営業日は金・土・日の週末ランチタイムのみ。2018年のオープン時からずっと行きたいと思っていました。

以前ふらりと立ち寄ったものの予約がいっぱいで入れず。今回は、2週間前からバッチリ予約を済ませての再訪問です。当日も何組もが当日訪問や予約の電話でお断りされていたので、余裕をもっての予約をおすすめします。

今の時季(1月~4月)は、地元の笠岡諸島で養殖された牡蠣を使ったカキフライ定食が人気。牡蠣は、河口に近いほど川から流れてくる養分でコクがある牡蠣が育つと言われています。笠岡では北木島産の牡蠣が有名ですが、濃厚な牡蠣が好きな場合は、より河口に近い神島産がおすすめ。

旨味がギュっと濃縮された神島産の美味しい牡蠣を、新鮮なままフライにして食べさせてもらえるなんて最高。

笠岡市街方面から神島大橋を渡り、左手に海を眺めながらまっすぐ行くと「ようこそ神島外浦へ」の看板が。その奥を右折して道なりに坂道をどんどん進みます。
「えっ?合ってる?」と思うくらい走っちゃって大丈夫です。

無事到着。写真右手にちらっと見えているのが店舗です。
店舗HPの「築80年以上のその外観は一見古民家のようですが、店内はリノベーションし、くつろげる雰囲気のお店」という紹介文そのままに、外観は本当に普通の民家。看板やのれんがなければお食事処だとは気づかなかったと思います。

最後はちょっと急で狭い坂道を、ドキドキしながら下ります。
駐車場はお店の手前に5台分。12時ちょっと過ぎに着くとすでに満車でした。あまり広くない駐車場で、すれ違うのもやっとなので乗り合わせがおすすめ。できればピークを避けて訪問した方が安心かもしれません。

外観
外観

庭に建てた小屋では、期間限定の「牡蠣食べ放題」をやっていました。

趣のある玄関
趣のある玄関

靴を脱ぎ、スリッパで中に入ります。
おばあちゃん家に遊びに来たような気持ち。

落ち着いた雰囲気の店内
落ち着いた雰囲気の店内

すべてテーブル席なので足の悪い方でも安心です。
ちょうどお昼時ということもあり、店内は多くのお客さまでにぎわっていました。土曜日だったので、ご家族連れやカップルが多かったですが、女子会でゆっくり食事や会話を楽しむのも良さそうだなと感じました。

前菜なのかな?
前菜なのかな?

まさかのミニお刺身登場。嬉しい。新鮮で贅沢な美味しさ。今回は鯛でしたが、その日に獲れた魚を使うらしいから何が出てくるのかも楽しみのひとつ。

季節限定の「カキフライ定食(税込1,320円)
季節限定の「カキフライ定食(税込1,320円)

カキフライはたっぷり5個。揚げたて。うんまい。冷めてもうまい。
今日の小鉢は、魚の南蛮漬け、千切り大根とひじきの酢の物、大学芋&レンコン。
全部美味しい。気取っていない。そこが良い。
お味噌汁や炊き込みご飯まで魚づくし。「漁師の店」看板に偽りなし。

いやぁ、これだけの内容でこの価格は安い。いつも予約いっぱいで人気なのが納得。他県のお友達をおもてなしする時にも利用したいなと思いました。

1月から4月限定「牡蠣食べ放題」
1月から4月限定「牡蠣食べ放題」

庭に建てた小屋では、焼き牡蠣を食べているお客さんでいっぱいでした。
こちらは若い夫婦や4~5人のグループ客がモリモリ焼いて食べて楽しそう。
みなさん「おなかいっぱい!」と言いながら満足そうな顔で帰っていかれました。

次は、私も焼き牡蠣食べ放題にチャレンジしたいな。

かごいっぱいに入った牡蠣を好きなだけ取って自分で焼いて食べていました。
マヨネーズ、ポン酢、唐辛子などの調味料も用意されていたので、味変しながらいくらでも食べられそう!

牡蠣フライ定食および牡蠣食べ放題は4月28日頃まで提供予定のようです。
牡蠣好きのみなさま、今週末がラストチャンスですよ!

『漁師の店 お食事処 TAITAI家(たいたいや)』
[住所] 〒714-0034 笠岡市神島外浦327-2
[TEL] 0865-67-2366
[営業時間] 11:00〜15:00
[営業日] 金・土・日・祝日のみ
[HP]漁師の店 お食事処 TAITAI家

Webライター(笠岡市)

大阪から笠岡市に移り住んで20年超。これまで職場との往復、家でゴロゴロしてるだけで気づけなかった笠岡の魅力を見つける旅に出ます。一緒にもっと笠岡を好きになりましょう!高梁川流域ライター塾2023年度修了生。

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