☆オススメポイント☆

①動物性原料不配合の鶏肉や卵を使わないオムライス

②まるで肉のような風味の大豆ミート

「エバーエッグオムライス プラントベースデミグラスソース(1,210円)」

ヘルシージャンクフードを手掛ける「2foods」さんとケチャップで有名な「カゴメ」さんが共同開発したという、プラントベースエッグの「Ever Egg」。

卵を使わずに限りなく卵の味わいに近づけたもので、人参や白インゲン豆を原料に使ったという、サステナブルな食品。

そんなエバーエッグを使ったオムライスはケチャップとデミグラスの2種から。

今回はデミグラスをチョイス。

肝心のエバーエッグオムレツは、半熟オムライスのようなトロトロふわふわな食感で、食感だけなら普通のオムレツとなんら遜色ない。

しかしながら味わいとしてはやはり卵ではないためか、コクが不足しているように感じられ、どこか物足りなさを感じる。

ライスは水分少なめ、固めのケチャップライス。

具材はコーンと、大豆ミート。

この大豆ミートは素晴らしく、まるでチキンのような食感を生み出し、ウスターソースに浸透させたことによる風味もまるで鶏肉のような感じだった。

ただ全体的に味付けは薄めなため、ソースと共に食べるのが良いかと。

そしてデミグラスソースももちろん牛肉は利用せず、プラントベース。

数種類の野菜の旨みを利用して引き出したというソースの旨味はウスターソースのような粘度低めのサラサラソースで、しっかりとした味付け。

オムレツ、ライスのパンチがない分、このソースが決めてとなっている印象。

もちろん通常のオムライスには敵わないものの、動物性原料を一切使わずにこの味わいを生み出しているのには驚き。

この取り組みがサステナブルな社会への一助になるのであれば、多少はオムライスをこれに置き換えても良いのかもしれない。

ただし量はやや少なめのため、コスパは少し悪いオムライスであった。

【まとめ】

「2foods」さんはサステナブルな社会への貢献を見据えて、ヘルシージャンクフードという概念を提唱しているブランドで、渋谷と銀座のロフトなど、都内で数店舗のレストランを展開している。

今回注文したオムライスは彼らの名前を一気に広めたメニューで、動物性原料を使用せずに完成度の高めなオムライスを作ったことは話題となった。

こちらにはオムライスの他にも、エバーチキンを使ったナゲットや、カレー、ハンバーガー、そしてプラントベースのドーナツなど、サステナブルなメニューがたくさん揃っており、ちょっとした話題作りに是非いってみてほしい。