Yahoo!ニュース

【福島市】プラスチックごみの削減について考える上映会とイベント

Ikuko Sato福島応援ライター(福島市)

福島市は不名誉なことに、一般家庭から出されるごみの量が全国的に見ても多い街です。ごみを減らすにはどうしたらいいか、考えている人も多いのではないでしょうか?

その中でも環境への負荷が多いとされるプラスチックごみについてのドキュメンタリー映画「マイクロプラスチックストーリー」が6月15日(木)まで、福島市の映画館フォーラム福島で上映されています。

「マイクロプラスチックストーリー」ってどんな映画なんでしょうか?

ニューヨーク、ブルックリンの5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。

ニューヨーク市、ブルックリン区のレッドフック地区は過去に大型台風で影響を受けた、気候変動のフロントラインにある。そこにある小学校、PS15 の5年生は、4年生からの2年間、ニューヨークのNPO、カフェテリア・カルチャーの主導によるプラスチック・フリー特別プログラムでリサーチやデータ収集を重ね、それを市議会で公表したり、自分たちの住む地域で啓発活動を重ねていく。そしてプラスチックはごみになってからだけでなく、生産の過程でも地球環境を汚染していること、そしてそれが気候変動に関わっていることを発見し、自分たちの学校のカフェテリアでアクションを起こし、それをニューヨーク市全体に広げて行く。(引用元:マイクロプラスチックストーリー公式サイト)

子どもたちがアクションを起こし、それを実現させていくという実話を追った映画なんですね。(詳しくは映画「マイクロプラスチックストーリー」公式サイトへ)

この映画の上映に併せ、いくつかイベントが開催されますのでご紹介しましょう。

■6月4日(日)9:00~ごみ拾いアクション
・集合=さんかく広場(福島市置賜町)
・持ち物=軍手、ごみを挟むトング(ない場合は主催者から貸し出し)
・問い合わせ=090-6399-1329 marugomi.fukusima@gmail.com

■6月4日(日)13:00の上映の後 トークイベント
テーマ「私たちにできることを話し合ってみよう」
・コーディネーター:沼田大輔先生(福島大学)
・マイクロプラスチックストーリーの共同監督・プロデューサーの佐竹敦子氏からのビデオメッセージ上映等

■6月11日(日)13:00の上映の後 トークイベント
テーマ「私たちにできることを話し合ってみよう」
・コーディネーター:佐野希梨さん(KiNoKuMaYA主宰・学術インタープレナー)
・京都府亀岡市 桂川孝裕視聴からのビデオメッセージ上映等

■6月4日(日)11日(日)『知って広げようSDGs』PRブース設置(フォーラム福島)A:Refillふくしま 
B:関連書籍特設販売 
C:コーヒーポアハウス(コーヒー販売、マイカップ・マイボトル利用可能) 
D:ふくしま海ごみ削減プロジェクト

自分たちが使っているものや、知らず知らずに出してしまっているごみ。この映画上映やイベントに参加して、ごみ削減や環境のことについて考えるきっかけになると良いですね。

<「マイクロプラスチックストーリー」上映日程>
上映期間:2023年6月2日(金)~15日(木)※予定
※上映時間はフォーラム福島のホームページをご覧ください

<上映についてのお問い合わせ>
フォーラム福島
住所:福島県福島市曽根田町6-4
電話:024-533-1717
フォーラム福島のHP

福島応援ライター(福島市)

福島をこよなく愛する大の猫好きライター。関心事は、食と酒、料理、街歩きや街づくり、写真、スポーツ、映画やサブカルなど幅広く、新しいもの大好き&好奇心旺盛。歴女でもある。

Ikuko Satoの最近の記事