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バンドリ!機材〜Pastel*Palettes パスパレ編その1

稲垣圭介ラ・リチェッタ シェフ

 はい、こんにちは、本日もアニメネタ、バンドネタ、楽器機材ネタでお送りいたします。最後になぜかパンケーキアートとのコラボがありますが中の人の趣味でお送りしておりますので…よろしくおねがいいたします。

 今回はバンドリ!機材〜Pastel*Palettes パスパレ編その1ということで、人気コンテンツ、メディアミックスといったほうが良いかもしれないバンドリ!からパステルパレットのベースをですね、解析したいと思います。

 といっても何故かずばりこちらです。白鷺千聖(しらさぎちさとCV:上坂すみれ)モデルとは…

 何故でしょう…懐かしい…というのもこちら古き良き時代の80年代のFender Japanです。

その名も PJ455 (数字は当時の値段が反映されます)

EシリアルはJVシリアルと同じく人気があって高値がつくものなのですが、こちらは…不遇というか、実はあまり人気のないPJというモデル。プレベでもなくジャズベでもない、本家の歴史にはあまり登場しないからなのか、その実力の割に人気がないモデルなんですね。

ただ、個人的には大好きなモデルで、プレベのブリっとした太さと厚さ、ジャズベのパキっとしたトレブルさを好きなようにミックスができる両者のいいとこ取り、万能選手なのです。

 ナットの幅も38mmとジャズベサイズです。プレべよりも細くて弾きやすい。

 もちろん当時のフェンダージャパンなので品質も本家USAに負けない出来です。ただ、こちらも中古で探して入手しましたが、ネックの仕込み角がイマイチだったのでネック裏にシムいれて調整いたしました。それだけでかなり弾きやすくなっております。

 PJベースの音作りのコツとしてはプレべよりに音をつくるかジャズベよりに音を作るかを決めて、フロントかリアを全開にしたあとにもう片方を足していくという味付けのしかたがおすすめです。この場合はトーンとそれぞれのボリュームの計3つのノブがありますので、自分でしたらピック弾きメインのハードロックですので、トーンとリアのシングルを全開にしてからフロントのボリュームを足していく感じですね。もちろんフロントだけにすればプレべそのものの出音になります。

(とはいえおそらく両方とも全開にした音がかなりいい感じの出音になると思います)

PPJというプレべタイプの分割シングルが2セットでジャズベのシングルが1つというラウドネスの山下氏のようなモデルも存在しますので、ジャズ、ポップス、スラップからヘヴィメタ、ハードロックまですべてのジャンルに対応できる非常に便利な一本なわけですね。

 なぜこの少女がそんな通好みのモデルを使っているのかな?ということですが、設定が?

1. お父さんのおさがり

2.たまたま中古楽器店にかわいい白いベースがあった

3.ガルパ担当者が持っていた(わりとキャラデザのとき近くにあるものがあると使われやすい)

みたいな感じかと思いますが…いかがでしょう…

ともあれ、PJはお安いので、探してみてはいかがでしょう?黒も存在していて、実は白はどちらかというとマイナーです。お買い得ですよ?

ということで最後にパンケーキアートです。

上坂すみれさんといえば〜先日までプレイしていた龍が如く7でも大活躍でした。ツンデレでした。

そしていまオンエアしている「イジらないで、長瀞さん」でもちょっとSなキャラを演じておりますよ。お相手は山下大輝さん。(ヒーメヒメの方やヒロアカの主人公でも有名ですね)

えいっとひっくりかえして担当ベースと記念写真です。

それだけのためにベースを?? まあ…このEシリアルは持っていてもいいかな…と。ちなみに自分が最初に触れたベースは高校生のときに買ったJVシリアルのFender Japan プレべでした。キャンディアップルレッド(CAR) 当時4万円ちょっとでしたがいま市場価格はその倍以上です。

それではまた! 次回は同じくパスパレのギター、Roseliaのギターと双子の妹、氷川日菜さんの謎ギターです。

ラ・リチェッタ シェフ

日本をを代表する(というより他にほとんどいない)パンケーキアート職人。アニメコミック系キャラクターから犬猫まで貴方の推しをパンケーキにいたします。本職はイタリア料理ですが、オタク趣味が興じてこのようなことに…フードアートに感動と驚きを…

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