このカレーを手にして最初に思ったのは「ダチョウ王国は茨城にあったのか…」です。

ダチョウといえば「ダチョウは家族を忘れてしまう。でも悲しまない。忘れたことさえ覚えていないから」という話が好きです。
『ざんねんないきもの事典』でも「ダチョウは頭が悪いから生き残れた」みたいに書いてあって、なんてかわいそ可愛い生きものなんだ…と思ったものでした。

そんな、かわいそ可愛い世界最大の鳥を日本一飼育するダチョウ王国がつくったカレーを食べてみました！

の、前にダチョウのお肉を食べるのは初めてなので調べてみました。
とっても良いことばかり書いてあったので、それだけで得した気分になりました。まだ食べてもいないのに。

まずは、とにかく栄養豊富！
キレイな赤身で低脂肪、高たんぱくで鉄分、亜鉛、ビタミンB1・B2も豊富。
そして、うれしい低カロリー！
牛もも肉と比べると約半分以下。さらに脂肪燃焼効果のあるＬカルニチンも含まれています。

あと、環境負荷の少ない「オルタナフード」として注目されていたり、驚異的な免疫力の高さにも注目されているようで、何やら各方面から注目の的な存在だと分かったところで、ありがたくいただきました！

とっても良い香りがするので、ダチョウのお肉ということを忘れてしまいます。
クセのない美味しそうなカレーの香り。

お肉もホロホロしていて美味しそう！
脂も良い感じにあるので期待に胸が高鳴ります！！

ダチョウは「鶏肉」なのに、第一印象は「ほんのりジビエ？」という感じで、本当に良い感じの赤身のお肉です！

ちょっと辛いので、やや辛寄りの中辛といったところです。

野菜と果物の甘さとちゃんとした辛さの中に泳ぐ、赤身の美味しさとほのかな野性味。
これは、パスタで食べてもいいかも！と思いました。

で、全部食べ終わってから思い出しました。
ダチョウのお肉、たたきで食べたことあったな…

ちょっと変わり種の美味しいカレー枠に入る一品です！