Yahoo!ニュース

【札幌市白石区】地元で長く愛され、客足が絶えない定食屋。魚も肉も何を食べても美味いから、又来たくなる

いろは地域情報発信ライター(札幌市担当)

いろはです。この度も記事をお読みいただきありがとうございます。

札幌では最近は秋を感じます。見上げれば秋雲、秋風が吹くこの頃です。朝晩に羽織るものが必要となってきました。郊外では、稲穂が頭を垂れていました新米が楽しみです。

2019年に新装オープンです。
2019年に新装オープンです。

さて、今回ご紹介のお店は、札幌市白石区、国道12号沿いにある大人気の定食屋さん。その名前は、

定食や(白石区で2000年から営業)

お昼の時間帯は、店内は満席になり、外に行列が出来るほどに大人気。午前11時~午後9時半までの長い営業時間ですが、比較的空いているかな?という時間帯でも客足は絶えません。地域の皆さんから愛されている証拠ですね。

今回は、午後1時半頃お邪魔して、食べたかった定食を注文しました。

焼き魚(サバ西京焼)と とりからセット

焼魚は、ほっけ(半身)と塩さば、サバ西京と紅シャケとあじの中から選びます。魚の種類が豊富です。
焼魚は、ほっけ(半身)と塩さば、サバ西京と紅シャケとあじの中から選びます。魚の種類が豊富です。

最近では、焼さばがとても人気があるそうですが、いろはとしては西京焼が食べられるお店はとても珍しく、つい懐かしく食べたかったので、西京焼に迷わず決定!西京焼が食べられるなんて、北海道では貴重なお店です。

この身の厚さとふっくら感。
この身の厚さとふっくら感。

西京焼とは、簡単に言うと、米麹の白味噌をみりんや酒でのばした漬け床に、魚の切り身を漬けたものを西京漬けといい、これを焼いたものなのです。今回頂いたサバは、魚の身がふっくらとして柔らかく味噌の味や香りが魚の身にしっかりと染みていて、最高に美味いのです。青魚ですが、全く臭みもなく、魚の旨みが存分に味わえ、ご飯が進みました。大満足です。

そして、注文するとテーブルに添えられる漬物陶器の壺の中は、キュウリの漬物でした。こちらも丁度よい漬け具合で、口直しにどうぞ

サクッとして、身の中まで味が染みてました。とりからもおいしいです。
サクッとして、身の中まで味が染みてました。とりからもおいしいです。

とりからも大人気ということで、食べたい方は、このセットメニューだと2個ついています。とりから大きい!!!

あ!そうそう、ご飯の嬉しいサイズ展開があるのです。

いろはは、少なめ200gでした。SNSで見たのですが、大盛り600gは、右側の器にてんこ盛りでした。これはデカ盛りという状態ですね。でも、量を調整出来るのは嬉しいサービスです。
いろはは、少なめ200gでした。SNSで見たのですが、大盛り600gは、右側の器にてんこ盛りでした。これはデカ盛りという状態ですね。でも、量を調整出来るのは嬉しいサービスです。

ご飯200gは、一般的なお茶碗より少し多めです。

ご飯もおいしかったです。
ご飯もおいしかったです。

いろはは小食な方だと思いますが、今回はこの量は食べられました。でも、お腹いっぱいでした。

北海道米のななつぼしを使用しているという表示もされていて、真摯なお店ですね。
北海道米のななつぼしを使用しているという表示もされていて、真摯なお店ですね。

お水とお茶はセルフサービスです。

温かいお茶がポットに入ってます。魚は焼き魚ばかりではなく、さばみそ煮もあるんです。みそ煮も心にぐっときました。
温かいお茶がポットに入ってます。魚は焼き魚ばかりではなく、さばみそ煮もあるんです。みそ煮も心にぐっときました。

この日は、サバ西京焼ととりからに満たされて、後日取材を申込み、再来店いたしました。

そして、当初からもつ煮も気になっていたので、

もつ煮としょうが焼セットを注文

今回もご飯は少なめ200g(20円引き)です。

これも、とても贅沢なセットです。しょうが焼きでも一品として成立するのに、もつ煮とセットです。
これも、とても贅沢なセットです。しょうが焼きでも一品として成立するのに、もつ煮とセットです。

もつ煮を定食で出しているというのも珍しく、肴として小鉢で頂くことはあるかもしれませんが、定食として頂くのはいろはは初です。もつ鍋ではよく頂くのでとても楽しみです。

野菜がとにかく多くて、大きめの豆腐、こんにゃく、人参、大根、ニラ、たまねぎ、ネギ、にんにくスライスと見つけただけでもこんなに野菜がいっぱいでした。
野菜がとにかく多くて、大きめの豆腐、こんにゃく、人参、大根、ニラ、たまねぎ、ネギ、にんにくスライスと見つけただけでもこんなに野菜がいっぱいでした。

味噌味のさらっとしたスープだけど、スープの旨みと共にピリッときます。下処理がしっかりされているのか、もつがとても食べやすくておいしかったですし、これだけ野菜を多くとれるので、大きめのしょうが焼きを一緒に食べていても罪悪感なくしっかりと完食しました。

初秋にもなり、少し肌寒くもなりつつあるので、温かい味噌味のスープは身体が温まります。しっかりコラーゲンも取りつつ、旨みと野菜たっぷりのもつ煮でした。

見た目濃い味かと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全く濃くありません。しょうががほどよく効き、タレが絡まり、脂っこくなく、この味がくせになりますよ。
見た目濃い味かと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全く濃くありません。しょうががほどよく効き、タレが絡まり、脂っこくなく、この味がくせになりますよ。

しょうが焼の肉は厚みがあって大きいです。肉は柔らかく味が染みていて、これまたご飯が進みました。しょうが焼も上位の人気メニューなのがよく分かります。

店内の様子は、

時間帯にもよりますが、1人の方、ファミリー、学生同士、会社員と様々な幅広い層の方がいらしていて、女の子の友人同士でご飯を食べに来ている様子もあり、家庭的なこの雰囲気はみなさんが入りやすいのだと思います。
時間帯にもよりますが、1人の方、ファミリー、学生同士、会社員と様々な幅広い層の方がいらしていて、女の子の友人同士でご飯を食べに来ている様子もあり、家庭的なこの雰囲気はみなさんが入りやすいのだと思います。

外光がいっぱい入り明るい店内です。スタッフの方も元気がよく、てきぱき働いておりました。交通量の多い国道沿いですが、店内は騒音を感じることはないです。座席はカウンター、テーブル席があり、広々としています。テレビもあり、店内は賑やかというよりは、家庭的な雰囲気の中で食事を頂けます。

ここでは紹介できなかったメニューがまだたくさんあります。エビフライ、チキン南蛮、チキンかつとじ、とんかつ、メンチかつ、牡カキフライ、まぐろ山かけ・・・おいしい定食を食べに訪れてみてはいかがでしょうか。

【取材後記】

人気メニューの上位をいただきましたが、どの料理もまた食べたくなる味で、手作りの温かみを感じられるものでした。

取材時に店主の方にお話を伺った時、以前食べたもつ煮がとてもおいしくて、その味が忘れられないおいしさだったということで、再現されたというエピソードや、いくら人気のあるメニューでも自身で納得いかないとメニューから外すこともあると仰った時に、常に味を探求されて試行錯誤されており、料理に実直で真摯な方なんだという印象でした。その方が作る料理なので、どの料理も甲乙つけがたいくらいの一品になり、その味で地元の人の胃袋を掴んでしまうのだろうと思いました。今回私もその1人になりました。

おいしかったです。ごちそうさまでした。また、おいしい定食を頂きに伺いたいと思います。

そして、この度の取材のご快諾とご協力に感謝いたします。

【店舗情報】
店舗名 /定食や
住所 /北海道札幌市白石区本通6丁目北1-20(エネオス本通6丁目店の道を挟み西隣)札幌駅から車で約15分。
電話番号 /011-598-9898
営業時間 /11:00~21:30(L.O. 21:00)
但し、火曜日のみ15:00閉店。
定休日 /水曜日、不定休。 休みや時間はお店の都合で変更になることもあるので、詳細はInstagramにてご確認ください。
駐車場 /店の裏にあり。
Instagram /こちらです。定休日はInstagramにて毎月詳細を確認できます。
アクセス /札幌市営地下鉄東西線 南郷7丁目駅1番出口から徒歩約13分。

※こちらの情報は、2022年8月現在のものです。
最新の店舗情報は、SNS等にてご確認のほどご来店ください。

地域情報発信ライター(札幌市担当)

こんにちは。北海道が大スキな’’いろは’’です。 札幌を中心に、時間があれば北海道をあちこち旅して、出会いと発見に感動するたびに北海道は無双ですべてが最高。そして温かく優しい人ばかり。のんびり景色を楽しみながらの散歩も大好き! ふらっと立ち寄った先で発見したワクドキなものを中心に発信していきたいと思います。よろしくお願いします。

いろはの最近の記事