Yahoo!地域クリエイター　西宮担当の伊勢上雅世です。

今回、ご紹介するのは甲子園のケーキ屋さん【ラ・バニーユ】さんです。

ツヤツヤのチョコレートたち

見てください。このツヤツヤのボンボンショコラ。
本当にため息が出るぐらい美しいです。

【ラ・バニーユ】さんのシェフ　村上さんは、
大阪の名店「帝塚山ポアール」さんで修行されたショコラティエ。

チョコレートは温度が難しいと、よく聞きますが

「チョコレートの温度、室温、チョコレート型の温度など全ての条件を整えても、
顔が映るぐらいピカピカの表面にならない子が出てしまうんですよ。」

とシェフ。

プロの技をもってしても、100％は無いとは、チョコレートの世界は奥が深そうです。

こちらは、バレンタイン商品。

なぜかホワイトデーのお返しに来られる男性客も多いらしく
ホワイトデーのラインナップも気になるところ。

美味しいチョコレートは人を幸せにする

今回、厨房に入れていただき、いろいろお話を伺うことが出来ました。

大量のチョコレート型に驚きました。
しかも、一つ一つがかなり高額らしい。
珍しい「シュナウザー」の型もありました。
ワンちゃん好きの方には嬉しいですね。

いろいろ試食させていただいたのですが
その中の2つをピックアップしてご紹介。

・フランボワーズ　　ヴァローナ社の最高級チョコを使ったハート型のチョコ。
酸味がありながら、優しい味わい。

・ドゥルゼ　　　　　ブロンドチョコレートという新しいカテゴリーのチョコレート。
香ばしい風味がほのかに香る、珍しい商品です。

この他にも、いくつかいただいたのですが、
どれも口の中いっぱいに、チョコレートの風味と香りが広がって
取材を忘れて幸せの余韻に浸ってしまったほど。

量産が出来ない商品です。ぜひお店に足を運んでお買い求めください。

生ケーキも美しい

チョコレートだけでなく、生ケーキにもこだわりがいっぱい。

原材料には、「小麦粉」とか「バター」とか
シンプルな表記しか書かれていませんが、

実は、かなりの高級食材を使用されていて
しかも、良い食材が手に入る度に更新されているとか。

この日、チラッと伺っただけでも
小麦粉、生クリーム、牛乳、バター、フルーツ…などなど
全てが厳選された素材を使っておられました。

兵庫県加古川産の小麦粉は、
ふわふわの生地には欠かせないとか。

この他、ココではちょっとお伝え出来ないような
もの凄い食材を使っているものもあるとの事ですよ。

バラの香り

こちらの

・ローズ　　　　　　575円（税抜き）

国産のバラのエキスを使ったケーキ。
最初、外国のバラのエキスを使っていたそうですが、
香りが強すぎたため、変更したそうです。

フランボワーズのムース、苺のジュレ、ライチのクレームが上品なお味。
高級感漂う一品です。

トップ画面左の

・トリュフショコラ　　500円（税抜き）

自慢のトリュフが一粒乗っていて、贅沢な一品です。
ガナッシュのとろっとした口溶けがたまりません。

プレートもかわいい。

ケーキ屋さんのカステラ

取材に伺った時に、ちょうどカステラが焼きあがりました。

高さ8ｃｍを超える、ふわっふわのカステラ。
少しの振動で、プルプル揺れるほどの柔らかさ。

この大きさを、平らに綺麗に焼き上げるのは至難の業とのこと。

こちらは、一食分ずつカットしたものが販売されています。

カタが壊れる？

こちらのクッキー。

よく見かける形ですが、
実は、【ラ・バニーユ】さんでは、

クッキー生地を型で抜くところも
ジャムを作るところも、全て手作り。

ある日の一コマ

大量にクッキーの型抜きをしていて、シェフが一言

「こんなに大量に抜いてたら、カタが壊れるな。」と。

スタッフのみなさんは、「肩」だと思っていたようですが
シェフだけは、「型」の心配をしていたとか。

自分の身体よりも、型を心配するあたり
シェフの職人魂を垣間見たエピソードでした。

ぜひ、シェフのこだわりを見つけに
お店に足を運んでみてくださいね。

名称：パティスリー　ラ・バニーユ

住所：兵庫県西宮市上甲子園3丁目10-7

電話：0798-44-3558

定休日：水曜日

営業時間：10時～19時

Instagram：https://www.instagram.com/patisserie_la_vanille/

＊南甲子園に支店あり。
一部商品は大阪空港、諸国ご当地プラザ新宿店でも購入できます。