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丸の内・新丸ビルで日本初の焼きたて菓子を提供するフランスの名店!フィナンシェに代表的ケーキずらり紹介

磯貝由起スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

東京の中心地、丸の内を代表する大型商業施設・新丸の内ビルディングに2023年オープンした『ルノートル東京』。フランスの名ブランドですがこちらの店舗では厨房で焼き上げた焼きたて菓子を提供しているんです。フランスの美食家に愛される『ルノートル東京』のスイーツをご紹介します。

『ルノートル東京』

厨房併設旗艦店で焼きたて菓子の香りが

フランス最高峰のメゾンのひとつとして知られる『LENÔTRE〈ルノートル〉』。
創業者のガストン・ルノートル氏は現代フランス菓子の基礎を作ってきたことから、“フランス菓子界の父”として知られています。
日本では、スイーツ部門が2019年に再上陸、2023年7月に旗艦店として丸の内・新丸ビルに『ルノートル東京』をオープンしました。

店内に厨房を備え、店頭で焼きたてのフィナンシェ、クッキーといった焼き菓子が販売されているのがなんといっても魅力的。

フランス菓子のお店なのにアメリカンタイプのクッキーがあるのが意外!とおもったらこちらもフランスのエスプリを感じるクッキーなんです。「グルマンディーズ(美食家)のためのソフトクッキー」で、なかはやわらかな大きなクッキーに、焦がしたキャラメルやヘーゼルナッツがたっぷりのったまるでプチガトーのようなお菓子はこちらならでは。

ルノートルを代表するケーキや、ボンボンショコラ、フィンガーケークなども並びます。

パリの街角にいるかのような気持ちになるイートインスペースで珈琲と共にいただきました。

〈焼きたて〉フィナンシェ

〈焼きたて〉フィナンシェ ナチュール 本体価格280円
生地にアーモンドとヘーゼルナッツプードルを独自の配合で練り込み、焼き上げています。サクっとした表面のバターの薫りが焼き立てならではで中はもっちりとした生地との対比が良いですね。

〈焼きたて〉フィナンシェ カカオノワゼット 本体価格300円

カカオの重厚な生地にヘーゼルナッツの苦みが大人でこれは良いですね!ビターチョコレートがしっかり感じられるのがさすがです。

濃厚なのに軽やかなあと味のパティスリー

生菓子がイートインできるのがとても幸せ!

フイユ・ドトンヌ 本体価格 800円

『ルノートル』のスペシャリテとして愛される「フイユ・ドトンヌ」。まるでカーネーションのような華やかなチョコレート細工が美しい!繊細なくちどけのビターチョコレートの中には濃厚なムースショコラノワール。そして中にはたっぷりのメレンゲと、濃厚なのですが意外なほどに軽いんです。

ミルフィーユ・ヴァニーユ 本体価格800円

発酵バターがたっぷりと練りこまれた香ばしいパイ生地の中のヴァニラ・クリームは、口どけがよく甘さが優しい。さすが王道!

ヴェリーヌ・ドゥスール・シトロン 本体価格 800円

レモンとライムを使用した爽やかなレアチーズムースのグラスデザートですが、さすがルノートル!きちんと甘さがあるのがとっても好みなスイーツです。
軽やかなライム風味のレアチーズムースをレモンジュレ、なめらかなユズ風味レモンクリームと酸味のみかとおもいきや、コクのあるホワイトチョコレートクリームが引き立ててるんです。

ルノートルシュッス・ポワール・ノワゼット 800円

こちらは季節限定。芳ばしいヘーゼルナッツとまろやかな甘みの洋梨のレアチーズムースって珍しい組み合わせですよね。キャラメリゼされたカリカリのヘーゼルナッツとローストして甘みを濃縮したジューシーな洋梨が軽やかなレアチーズムースのアクセントに。

手土産にぴったりな焼き菓子も充実

ルノートルの生菓子は本当にひさしぶりにいただきましたが、これぞフランス菓子!フランス菓子の世界を堪能できました。また焼き菓子や日持ちするお菓子も豊富なので、東京駅周辺で手土産を探す方もぜひ来店してほしいです。

取材協力:ルノートル

所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 1F
開店時間:11:00~21:00(日曜・祝日 ~20:00)
電話番号:03-6551-2850
アクセス:丸ノ内線東京駅直結、都営三田線大手町駅直結、JR東京駅丸の内中央口より徒歩1分、千代田線二重橋前<丸の内>駅徒歩2分、東西線大手町駅徒歩4分
HP

スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

英語教室オーナーであり、好きな英語と、甘いものを楽しむ毎日。3万以上のスイーツ情報紹介。特にプリンは1万個のプリンを知るプリンの女王と呼ばれています。

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