今年のゴールデンウィークの5月4,5日には神戸市東灘区の5地区で一斉にだんじりが出ます。それに先立ち3日には御影地区のだんじりが練り歩き、4年ぶりに地区全部のだんじりが勢ぞろいするなど盛り上がりをみせています。

東灘には32台のだんじりがある

神戸市の東端にある東灘区は江戸時代からの歴史あるだんじり祭が盛んな地区です。だんじりというと勢いある担ぎで有名な岸和田だんじりが有名ですが、それと比べると東灘ではだんじりをゆっくりと歩いて曵いていくのが特徴です。

東灘区の5つの地区(御影･住吉･本山･魚崎･本庄)には全部で32のだんじりがあります。この32のだんじりが5月の4,5日に各地区を回ります。当日の情報は東灘だんじり会のインスタなどをご参考にどうぞ。

【公式】東灘だんじり会　(インスタ)

東灘ではだんじりがゆっくりと曳かれていくので穏やかに見学することができます。女性や子どもたちが中心になって曳かれるだんじりはほのぼの感があって可愛らしさもありました。また祭はこのように代々引き継がれていくことを感じました。

御影にある御影クラッセ前には御影だんじり広場があり、ここでは5月3日に御影だんじりパレードが行われます。ゴールデンウィーク後の週末にもだんじりが出る予定になっているので5月中はだんじりを楽しむことが出来そうです。ゴールデンウィーク後にも東灘だんじりを見学したい場合は、御影クラッセに行くのがお勧めです。