一年の半分にあたる6月30日に残りの半年も無事に過ごせるように祈願する神事が夏越しの祓(はらい)です。この期間に参拝客が茅の輪をくぐって厄除けを祈願できるのもこの神事の特徴。灘区にある六甲八幡神社にもこの茅の輪が設置されています。

茅の輪くぐりは今年後半を元気に過ごせるようにとの厄除け神事

六甲八幡神社は、阪急線六甲駅の南出口を出てすぐの場所にあります。ここは八幡大神をお祀りし千年以上の歴史を持ち厄除け、安産、交通安全祈祷などの多くの参拝客が訪れている神社です。

夏越祓いは今年半年の穢れを落とし、残り半年が無事過ごせるようにと祈る神事です。その儀式として茅の輪くぐりがあります。参拝者はこの茅の輪をくぐることで厄除けを行うことができるとされています。

茅の輪のくぐり方は解説の看板が設置されています。8の字を描くように左、右、左の順に輪をくぐり最後に輪をまたいで本殿に進み参拝します。

この解説を見ながら参拝させてもらいましたが、最初はどちらから回るのか少し戸惑いました。しかし、最初の左回りをしてみるとすぐに回り方は理解できました。解説図を見ながらゆっくりとくぐればよいでしょう。

六甲八幡神社ではこの茅の輪は7月の上旬ごろまでは設置しているとのことです。

気分晴れやかに今年の後半戦も元気に過ごせるように茅の輪くぐりをしに神社を参拝してみるのもいいですね。