Yahoo!ニュース

【神戸市中央区】南極にも行く探検船「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」が神戸港に入港

Best Kobe大人の知的好奇心に刺さるWebメディア(神戸市)

世界的な雑誌NATIONAL GEOGRAPHICの名をつけた探検船ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションが8月の神戸港への初入港に続いて2回目の入港をしました。その最新鋭の極地探検クルーズ船を間近に見てきました。

スタイルも装備も最新鋭の極地探検クルーズ船

神戸港に停泊するナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション。
神戸港に停泊するナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション。

1888年に創刊された世界的ドキュメンタリー雑誌の「ナショナルジオグラフィック」の名と史上初めて南極圏に突入した英国帆船「レゾリューション号」の名前をを冠した探検船の「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」が2023年8月の神戸港への初入港に続いて9月18日に入港しました。

ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションを紹介するモニター。
ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションを紹介するモニター。

入港した神戸港のポートターミナルのモニターではナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションの概要を紹介しています。総トン数は12786トン、乗客126名です。南極などの極地の航海にも耐えられる耐氷性能を持ち燃料タンクを拡張して長期の航海にも対応しています。

独特の船首が強い印象を与える。
独特の船首が強い印象を与える。

ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションの特徴はなんといっても尖った船首部分です。これは「X-Bow」と呼ばれる耐氷・耐波性能に優れた形状とのこと。南極の氷などを切り開いて航海するための形がこの独特のスタイルになった理由。目の前にあるこの船は南極までも航海するのかと想像するとだけで気持ちがゾクゾクしてきます。

船尾から見たところ。
船尾から見たところ。

船尾から見てもナショナルジオグラフィックのイメージカラーの黄色でネイビーの船体に書かれた船名はスタイリッシュ。

ドームとジャグジーが左右にひとつずつ設置されている。
ドームとジャグジーが左右にひとつずつ設置されている。

船尾から船体をよく見ると左右にひとつずつガラス張りのドームとジャグジーがひとつずつ設置されています。この施設を使うには最高ステイタスでの乗客だけなのかなど様々なことを想像するのも楽しいところ。

ドーム内はベッドルームになっている。
ドーム内はベッドルームになっている。

そのガラス張りのドーム内をよく見てみると中はベッドルームになっています。航海中は外から見られることもなく過ごせるのでしょう。このドームの中から満天の星空を眺めたらそれは最高のクルーズですね。この船はあらゆる海象条件であっても快適な乗り心地になるように追求されているそうなので揺れも抑えられているのかも。一度乗船してクルーズしてみたいと思いました。

次回ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションが神戸港へ入港の際は見学してみるのもおすすめです。

神戸ポートターミナル
神戸市中央区新港町4-5

大人の知的好奇心に刺さるWebメディア(神戸市)

神戸大好きの皆さん、こんにちは!Best Kobeは「大人の知的好奇心を満たす神戸の記事」をお届けするWebメディアです。 執筆者は著書も多数ある経験歴長いフォトライターです。また歴史的文化遺産の保存を推進する兵庫県ヘリテージマネージャーの肩書も。神戸港開港以来の深い歴史や多彩な文化からなるトピックをわかりやすく伝えるように心掛けています。 さらに、サブカルチャーやイベント、季節の出来事など神戸の街を歩いて見つけたニュースもお届けします。Best Kobeを通じて魅力的な神戸を楽しんでもらえたら嬉しいです。

Best Kobeの最近の記事