三宮からポートアイランドに渡る時の赤い橋の神戸大橋。鮮やかな赤が印象的なこの神戸大橋を渡る方法は、ポートライナー、車、そして徒歩と3つも選択肢があります。そんな神戸大橋をじっくりと見ていきましょう。

ポートライナーから見る神戸大橋

神戸大橋本体とポートライナーの橋げたはよく見ると離れています。ポートライナー側にかかる橋はポートピア大橋という別の橋になります。ポートライナーに乗車して近づいてくる二つの橋を見るとその立地関係がよくわかります。

神戸大橋はダブルデッキアーチ型鋼橋でこれは日本初の形状の橋とのこと。1970年（昭和45年）に開通しました。

神戸大橋の車道は二段になっていて、ポートアイランドから三宮に向かう車線は上段、その反対は下段の車線になります。下段の車線の脇には歩道が完備。この構造はポートライナーから見ると一目瞭然でわかります。ここに歩道があることでわかるように神戸大橋は歩いて渡ることもできます。

神戸大橋を歩いて渡る

北公園では神戸大橋を真下から眺めることができます。この赤い塗装の大きなインパクトを感じることができるのはこの場所が一番でしょう。橋の大きさとともに強烈に迫ってくる赤色を感じられるのもこの場所の特徴です。

神戸大橋の歩道は、北公園とポートターミナルをつないでいます。フェリーなどの客船が停泊しているときは、船を見学しにポーとターミナルまで北公園から徒歩で行くのも楽しいルートです。

車で渡る神戸大橋

神戸大橋を車で渡るのならできれば上段を渡りたい、それならばポートアイランド側から三宮に向けて車を走らせます。タイミングが合えば隣にポートライナーと並走することもできるかもしれません。

神戸の街並みを眺めながら神戸大橋のアーチを車でくぐっていると神戸に帰ってきたと実感できるのが好きです。初めて神戸を訪れる方なら神戸にやって来たと感じられるのではないでしょうか。車で渡ってしまえばあっという間ですが、赤いアーチの下を渡っているときは確実にテンションが上がっていくのが実感できます。このアーチを車でくぐる方法が最もお勧めしたい神戸大橋の渡り方です。

神戸大橋を車で渡っている時にポートライナーが並走していると上の写真のように車両を見ることができます。

これまではポートアイランドに渡るだけの通り道に過ぎなかった神戸大橋も愛おしい目で見ると素敵なスポットとして映ります。ぜひ改めて神戸大橋を愛でてみてはいかがでしょうか。