団子鼻がトレードマークだった0系新幹線、懐かしく感じる方も多いでしょう。その0系新幹線を眺めることができる道があります。ここには0系新幹線とさらにこだまも並んで展示されています。

川重兵庫工場事務所前の通りから見学できる

0系新幹線が展示されているのは、川崎重工業兵庫工場新総合事務所前です。展示している車両は会社の敷地内ですが、その前を走る公道から0系新幹線のひかりとこだまの車両を眺めることができます。いまでは全国でも数えるほどしかない懐かしい団子鼻の新幹線と出会える貴重な場所。2009年からここに展示されています。

新幹線の横には小さな川が流れています。その川にかかる川重の工場にかかる橋げたには、川重で製造されてきた歴代の蒸気機関車のイラストが描かれています。少し遠目になりますが、こちらも見学しておきたいポイントです。

ひかりとこだまが展示してある道をまっすぐに進みます。すると周りは川重の工場地帯になります。一瞬間違って工場内に入ってしまったのかと思い勝ちですが、ここは公道なので誰でも自由に歩ける場所。そのまま進んでみます。

途中に線路が敷かれた場所が出てきます。その線路の先を見ると車両の工場につながっています。この線路はここで製造された車両が通れるように敷かれたレールです。工場内に入らなければ公道から工場の風景を眺めることはできます。

日ごろからの鉄道好きではなくても0系新幹線や昔の特急車両には懐かしく感じるのではないでしょうか。鉄道を満喫するお散歩ルートとしてウォーキングしてみるのも楽しそうです。