【神戸市】神戸ルミナリエに夜は行けない方へ 「昼ルミナリエ」の楽しみ方
神戸ルミナリエが4年ぶりに開催中。ルミナリエは阪神淡路大震災の犠牲者への追悼を目的にした光のイベント。この装飾がライトアップされるのは夜間。しかし、どうしても冬の夜間には外出はできないという方もいらっしゃるのでは。そこで日中でもルミナリエを楽しめないか探ってみました。
青空に透かして見ればそこは幻想的な世界
今回のルミナリエからは会場も無料会場、有料会場と分散されて開催されています。無料会場のひとつである東遊園地会場には、「スパッリエーラ」と呼ばれる壁掛けが展示中。ただしここは日中に正面から見ると背後に建物が重なって見えるがちな場所です。
そこで、「スパッリエーラ」のふもとまで行き背後に回ってみます。すると空を背景に枠組みが眺められるようになります。ここからデザインを見ていきましょう。
見ている時に青空が出ていれば枠組みがきれいに映えて見えます。全体を見渡した後に、ひとつの箇所を区切るように見るとよりひとつずつのデザインを堪能できます。
「スパッリエーラ」は王冠をモチーフにしたデザイン。そこにあるひとつずつの装飾を見ていく鑑賞も楽しいです。
また東遊園地の通りに配置された電飾は、周囲の葉が落ちた木々と重ねてみると絵本の中に見るような幻想的な世界へと誘ってくれるかのよう。ライトアップされてしまうと、その光の美しさに目を奪われますが日中はまた違った世界観をここでは堪能できます。
電飾を支えている支柱もよく見るとイタリア国旗のカラーリングが施されています。ルミナリエをプロデュースするイタリア人デザイナーらしいアイディアです。支柱1本ずつにURLがスプレーで表記してあるアナログっぽいところもなかなか素敵。これらの細かい部分も明るい日中だからよく見える部分です。
夜のライトアップされた神戸ルミナリエの美しさにはかないませんが、視点を変えれば昼でも楽しい鑑賞ができそうです。
神戸ルミナリエ 2024
2024年1月19日~1月28日
点灯時間 薄暮 〜 21:30 (変更あり)
会場 東遊園地、旧外国人居留地、メリケンパーク(有料エリア有)
公式サイト