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まさにこれからの時期に!山笠の季節に博多ならではのお土産はコレだ【福岡市】

伊藤みさ時遊zine編集部(福岡市)

博多駅構内のショッピングモール「マイング」などの石村萬盛堂で販売されているお土産商品「祝(いお)うてサンド」が、美味しくて博多土産におすすめ。

白いパッケージに金色の〇が描かれて、ちょっとおめでたい雰囲気が漂っています。

中身は、手のような形をした小さく厚めのサブレでキャラメルクリームとキャラメリゼされたくるみがサンドされています。

サブレ+キャラメルクリームなんて間違いのない組み合わせですが、想像よりも甘さは控えめで、ほんのりビターな味わい。単価は200円~300円くらいなので大人数に配るお土産としては大変かもしれませんが、コーヒーブレイクの時などにちょうどいいサイズ感。

石村萬盛堂 本店のほか博多駅マイング店・博多駅デイトス店・福岡空港店など観光・ビジネス客が多いエリアほか、福岡三越店・小倉井筒屋店などでも。

なぜ「これからの時期」にちょうどいいか?

食べるにはいつの季節にも良いのですが、その名の由来が「博多祇園山笠」にあるから。(2023年は7月1日「注連(しめ)下ろし」にはじまり、クライマックスは7月15日「追い山」が開催されます)

博多祇園山笠から生まれた「博多手一本」は俗にいう「一本締め」と同じような感じのようですが、掛け声と合いの手の入れ方が違って独特。

「よーおっ!」(シャン・シャン)

「まひとつ(もひとつ)」(シャン・シャン)

「いおうてさんど(祝って三度)」(シャシャン・シャン)

博多祇園山笠から生まれたというこの博多手一本は「これでおしまい。あとくされなし!」という意味を持ち、しめた後の拍手はマナー違反なのだそう。残り酒に口をつけたり、話を蒸し返すのもご法度!

そんな博多手一本の「いおうてさんど」がお菓子のネーミング「祝うてサンド」に。

その味わいも、博多っ子のようにさっぱり、甘ったるさが残らない、というのが特徴ということ。ストーリーを知っていただくお菓子はまたひとつ味わい深くなりますね。

「祝うてサンド」ストーリーは商品の箱の中にある小さなパンフレットで確認できますよ。

石村萬盛堂
住所:福岡市博多区須崎町2-1
営業時間:10時~19時
定休日:第3水曜日

関連:Jiyuzine.com

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時遊zine編集部(福岡市)

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