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【神戸市中央区】安藤忠雄氏が寄附、設計「こども本の森 神戸」3月25日開館!一足先に外から見てきた

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

再整備が進められている神戸市中央区の「東遊園地」。芝生ひろば・みちひろば・見晴らしひろば・こどもと花のひろばの4ゾーンに再構成されます。その中核施設として2022年3月25日(金)にオープンするのが、子どものための図書館「こども本の森 神戸」。どんな感じなのか一足先に外から見てきました。

場所は、フラワーロードを南下し、「東遊園地」の一番海側のゾーンです。

一見して安藤忠雄氏の設計だとわかる、コンクリート打ちっぱなしの建物が見えてきました。

この一番右端の部分がエントランスになるのでしょうか。

「こども本の森 神戸」の文字とロゴが描かれています。

建築家 安藤忠雄さんからの寄附で誕生した「こども本の森 神戸」は、自由に本とふれあえる、こどものための文化施設で、コンセプトはこの5つ。

1.命の大切さと震災の教訓の継承
2.公園の自然の中から生まれる好奇心
3.自由な空間と体験で育む創造力
4.神戸の歴史・文化との出会い
5.世代間とウォーターフロントへのつながり

名誉館長は、女優の竹下景子さん。

ウォーターフロントへのつながりという部分に関しては、三宮の再整備地区と新しいウォーターフロントである新港突堤西地区をつなぎ、南北軸の回遊性を高めるための施設という位置づけもあります。

今までは、三宮中心部からフラワーロードを歩き、海のほうへという人の流れはありませんでしたが、「東遊園地」のリニューアルとこの図書館ができることで、明らかに人の流れが変わってくるものと予想されます。

税関前交差点には、「渡りたくなる歩道橋」がテーマの吊橋のようなデザインの歩道橋も建設中です。

「こども本の森 神戸」の目の前には、長年神戸市民に親しまれている「こうべ花時計」があります。

2022年4月上旬までは、本のデザインになっていますよ。

安藤忠雄さんが創り出す建築物は、コンクリート打ちっぱなしと光と影を操る設計が特徴。
スタイリッシュな映えるデザインでカッコいい!

「こども本の森 神戸」のすぐ隣には、神戸関電ビルがありますが、そのビルの窓のデザインともよく合っています。そこまで考えて設計されたのでしょうか。

この角度から撮影すると、神戸関電ビルと一体化しているように見えます。

建物の前には、現代アートのオブジェも。

「こども本の森 神戸」は、新型コロナウイルス感染拡大防止、および混雑が予想されるため、入館は事前予約・時間入れ替え制となっています。

ご来館予約はこちらから!

基本情報

名称:こども本の森 神戸
住所:神戸市中央区加納町6丁目1-1
開館時間:9:30-17:00
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
電話番号:078-325-1125
アクセス:フラワーロード沿いを南へ。各線神戸三宮駅、三ノ宮駅より徒歩約13分。市営地下鉄海岸線三宮花時計前駅4番出口より徒歩6分。
専用駐車場はありませんので、神戸市営三宮駐車場(有料)か、公共交通機関、自転車(専用駐輪場あり)の利用がおすすめです。

こども本の森 神戸 公式サイト

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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