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【神戸市北区】清楚で可憐なコアジサイが今満開!森林植物園 6/10現在の状況(更新)

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

こちらの記事は2022/6/10現在のものです。最新の情報は下記の記事をお読みください。

【神戸市北区】あじさい満開!森林植物園おすすめグルメ3選、弓削牧場のミルク&チーズが美味しい

神戸であじさい(紫陽花)と言えば「神戸市立森林植物園」ですよね。あじさいの名所としては国内有数の規模で25種350品種、5万株ものあじさいを見ることができます。

いよいよ6月11日(土)からは毎年恒例の「森の中のあじさい散策」というイベントがスタート。そこで、現在の開花状況はどうなのか?気になっている方も多いと思います。結論から言うと、約半数の品種が色づき始めています。コアジサイとシチダンカは満開。ガクアジサイやアナベルはつぼみだし、どこを見てもあじさいだらけという状況ではありませんが、来週にかけて徐々に見頃を迎えていくと思われます。

あじさい坂と名付けられた入り口から長谷池へと向かう道や西門付近で見られたのが、このコアジサイ(小紫陽花)という品種。別名シバアジサイとも呼ばれる日本原産の小さなあじさいです。よく見られるあじさいの代名詞のようなホンアジサイ(西洋アジサイ)やガクアジサイとは異なり装飾花を持たないのが特徴。花径5mmほどの小さな花が集まり花房を作っています。そのため派手さはありませんが、清楚で可憐な可愛い雰囲気で、甘い香りを漂わせています。花言葉は「忍耐強い愛」。

樹高は1m~1.5mほどで、大きな木の中に紛れてひっそり咲いているので少し探しづらいかもしれませんが、このコアジサイが集まっている写真の場所は、長谷池方面に歩いている途中の左手ですので探してみてくださいね。参照;園内マップ(PDF)

淡いブルーとホワイトの小さな花が可愛いですね。

よく見られるこのような品種もまだ少ないですが、ところどころで見られました。

神戸市立森林植物園の「あじさいの見ごろ」によると、6月10日現在で見ごろなのは、コアジサイの他に、シチダンカも。イワガラミ、ヤマアジサイ、エゾアジサイ、ベニガク、ヒメアジサイは色づき始めています。ガクアジサイ、アナベル、タマアジサイ、ホンアジサイ、ノリウツギはまだつぼみのようです。

あじさいが見られるのは、あじさい坂、あじさい園、西洋あじさい園、あじさいの小径、アナベルの丘の5つのエリアです。こちらの写真はあじさい園。

ちなみに満開になるとこんな様子。辺り一面あじさいだらけの美しい光景が広がります。

満開の時期だと、色とりどり、色んな品種のあじさいが一斉に咲き誇っているので、鮮やかでとても綺麗。

いかがでしたか?
あじさいが満開の頃に訪れるのもいいですが、満開前の時期に訪れても可愛いあじさいに出会えますし、咲いているあじさいを探しながら散策するのも楽しいです。特に平日は空いているので、のんびり散策できておすすめですよ。

西門近くの青葉トンネルでは、あじさい色のライトアップも行われています。こちらもお見逃しなく!(写真は下記の記事をご覧ください。)

【神戸市北区】あじさいだけじゃなく青葉トンネルのライトアップもお見逃しなく!神戸市立森林植物園

基本情報

施設名:神戸市立森林植物園
住所:神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
開園時間:9時~17時(入園は16時30分まで)
休園日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

森の中のあじさい散策」期間中の6月11日(土)~7月18日(月・祝)は毎日開園
土日祝日は開園時間を延長、8時00分~18時00分(最終入園は17時30分)

入園料:大人(中学生を除く15歳以上)300円・小人(小・中学生)150円
兵庫県内に居住の65歳以上の方で公的機関が発行する証明書を提示すれば無料
各種割引についてはこちらを参照
駐車料金:500円(1日)、二輪車無料

アクセス:電車・バス・・・神戸電鉄 北鈴蘭台駅から無料送迎バスで約10分
無料送迎バス 時刻表 通常 森の中のあじさい散策期間
車・・・神戸市街地から約25分、箕谷ICから約10分
※森の中のあじさい散策期間中の土日祝は、有馬街道(国道428号)が渋滞します。再度ドライブウェイや六甲山からのアクセス道路もご利用ください。

神戸市立森林植物園 公式サイト
森の中のあじさい散策 チラシ(イベント情報等)

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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