Yahoo!ニュース

【神戸市中央区】元町で胡椒餅と地瓜球買って台湾気分!台湾夜市の人気メニューがずらり「元町屋台」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

最近、台湾の豆花や芋圓を出すチェーン店があちこちに出来たり、台湾唐揚げ大鶏排(ダージーパイ)のお店なども目にするようになりましたよね。台湾好きには嬉しいですが、台湾夜市などで人気の胡椒餅を扱ってるお店はまだ少ないです。どこかに売ってないかなー?と神戸の街を歩いていて見つけたのがこちらのお店「元町屋台」。JR元町駅前の横断歩道を渡ってすぐの角にあります。

店構えも台湾風。お店の前には台湾啤酒(台湾ビール)をデザインしたテーブルが2つ置かれています。

台湾の屋台でよく見かけるメニューがいっぱいでテンションアップ!
あ、でも、これどう読むんだろう? 注文しづらいな。

でも心配ご無用。日本語で書かれた説明やメニュー表も用意されていますよ〜。

メニューは・・・大鶏排(ダージーパイ)、一口鶏排(ひとくちジーパイ)、胡椒餅(こしょうもち)、大根餅 (だいこんもち)、咸水角(ハムスイコー)、台湾香腸(台湾ソーセージ)、揚げ焼売、春巻 、地瓜球(QQボール)、芝麻球(ごま団子)、台湾啤酒(台湾ビール)、黒松沙士 (台湾コーラ)、蘋果西打(アップルサイダー)、王老吉(ワンラオジー・紅茶)と豊富。咸水角も珍しいですね。

一番人気はコレ!国産鶏むね肉を使用し、粗めのキャッサバ粉を使うことで油っこさを抑え、カリッ!ザクッ!とした食感に仕上げている「大鶏排(ダージーパイ)」。私も数年前台北の士林夜市で初めて食べてから好きになり、台湾に行く度に食べてます。

こちらのは、スパイスが台湾の塩こしょう椒鹽粉(ジャオヤンフェン)、唐辛子のホット、チーズ、カレーの4種類から選べます。最も台湾らしく本場の味を楽しめるのは椒鹽粉。顔より大きいサイズの「大鶏排(ダージーパイ)」は見た目もインパクトありますよね!

写真提供:紫月ゆず(ハンドメイド作家、ARTIST)
写真提供:紫月ゆず(ハンドメイド作家、ARTIST)

「胡椒餅(こしょうもち)」と「地瓜球(QQボール)」もテイクアウト。胡椒餅は注文すると15分ぐらいかかると言われ、番号札を渡されます。ちょっと時間かかりますけど、焼き立てを食べられるのは嬉しいですね。

台湾好きなら元町商店街のカルディで時間をつぶすのがおすすめ。こちらにも台湾フードがいっぱいあって目移りしますよ。一時カルディでも冷凍の胡椒餅が売られていたようですけど、現在は見かけないですね。

台湾の饒河街夜市などにある福州世祖胡椒餅さんのよりは少し小ぶりかな。ちなみに現地の言葉では「フージャオピン」って言います。

「胡椒餅(こしょうもち)」は、胡椒が効いた豚肉をネギと一緒に生地で包んで揚げた台湾では定番の屋台グルメ。こちらのは、本場のより胡椒が少し控えめ。これなら子どもでも食べられそうです。今回テイクアウトしてお家で温め直しましたけど、これは是非店頭で焼きたてのあつあつを食べてほしいです!

「地瓜球(QQボール)」は、さつまいもをふかした後、よく練って揚げたもの。生地はタピオカ粉なのでもちもちの食感になってます。台湾で「QQ」とは“もちもち”という意味。台湾人はもちもちが好きなのか、台湾に行くとQQって書かれたのをあちこちで目にします。

もちもち食感とほんのりお芋さんの甘い風味が癖になるお味。台湾ではもう少し大きめのサイズが主流ですが、これぐらいの方が食べ歩きにはいいかな。8個入っていて爪楊枝ももらえます。

こちらは現地の言葉だと「ディーグゥアーチョウ」って言います。

「元町屋台」は、場所が横断歩道に近い角っこにあり、人通りも多いので、立ち止まってゆっくり食べ辛いのが難点ですが、手軽に台湾グルメを味わえるのはいいですね。ここで買って南京町広場で食べてもいいかも。台湾が好きな方はぜひ!

写真提供:紫月ゆず(ハンドメイド作家、ARTIST)
写真提供:紫月ゆず(ハンドメイド作家、ARTIST)

基本情報

店名:元町屋台
住所:兵庫県 神戸市中央区元町通1丁目11-13 元町ギャラリーT
アクセス:元町駅、東口を南へ出て横断歩道を渡ってすぐ。大きな赤い鶏の絵の看板が目印です。
電話番号:050-6866-3835
営業時間(平日)12:00 ~ 22:00(土日祝)11:00 ~ 22:00
Uber Eats、出前館などのデリバリーサービス対応

元町屋台 公式サイト メニュー詳細はこちら
元町屋台 公式Twitter
元町屋台 公式Instagram

関連記事
【神戸市中央区】あのモデルさんも絶賛の豚まんがコレ!三宮「神戸 太平閣」の豚まん
【神戸市中央区】本場の汁なし麺、拌麺(ばんめん)のお店が神戸に!「上海料理 盧」
【神戸市中央区】本場香港の極細麺焼きそばを神戸で!香港気分が味わえる「圓記」
【神戸市】“ごはん食べた?”が店名!神戸や丹波の食材を使った絶品バインミーの「アンコムチュア」

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

斎信夫(いつき)の最近の記事