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【神戸市東灘区】ウクライナの子ども達にヒマワリの絵でエールを!命のヒマワリプロジェクト

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

ヒマワリは、阪神淡路大震災復興のシンボルであり、ウクライナの国花でもあります。そのウクライナの子ども達にヒマワリの絵を描いて贈るプロジェクト「ウクライナの子どもたちに愛を届けよう〜命のヒマワリプロジェクト」の絵が、阪神電車魚崎駅と六甲ライナー魚崎駅間の連絡通路に展示されています。

絵が展示されているのは、この長い連絡通路。

「命のヒマワリプロジェクト」は、神戸市東灘区の造形絵画教室「アトリエ太陽の子(代表 中嶋洋子さん)」と住吉小学校が取り組んでいるもので、小学3、4年生の289人がヒマワリの花を描き、巨大なヒマワリ畑に仕上げることを目指して始められました。

幅1.2m、横10mの長いロール紙9枚に、ヒマワリの絵と、「命の種」としてハート形などの模様を並べて表現。茎や葉を描き加えて、黄色の絵の具を付けた手のひらを押し付けて完成。絵を描いている様子は、神戸学院大学のこちらのページで紹介されています。

花びらをよく見ると手のひらになっているのがわかります。子どもたちの手のぬくもりが絵を通じて伝わってくるよう。
ウクライナに再び平和が訪れますようにという子どもたちの願いが込められた「命のヒマワリ」の作品は、隣国ポーランドに避難しているウクライナの子ども達のもとに支援金と共に届けられるそうです。

普段阪神電車の魚崎駅しか利用されない方や、六甲アイランド〜住吉駅間しか乗車しない方も、少し寄り道して子どもたちが作った大作を見に行ってみてはいかがでしょう。なお、JR住吉駅のホームや東灘区役所 1階ロビーでも子どもたちの個人作品が展示されています。

この展示は、「日展神戸展」の開催に合わせた「六甲アイランド・アートフェア」のイベントの一つです。2023年2月18日(土)~3月26日(日)の期間、神戸ファッション美術館周辺では、様々なアートイベントが開催されます。

六甲アイランドには、先日記事でご紹介した源泉かけ流しの足湯もオープン。圧倒的なハワイ感を感じるハワイ公園もありますよ。また、六甲ライナー魚崎駅の近くには、お酒が飲めなくても楽しめるシアターが魅力の白鶴酒造資料館も。

六甲ライナー沿線、六甲アイランド周辺に、春を感じにお出かけしてみてはいかがでしょう。

基本情報

ウクライナの子どもたちに愛を届けよう〜命のひまわりプロジェクト
展示場所:阪神電車魚崎駅と六甲ライナー魚崎駅間の連絡通路

展示期間:2023年2月16日(木)〜3月26日(日)

六甲アイランド・アートフェア

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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