神戸生まれの老舗ベーカリー ドンクで、パン祭り「La fête du pain」が2023年5月23日まで開催されています。ドンクのパン祭りでは、フランスの家庭料理「アッシ・パルマンティエ」のアレンジ商品など、7種のフランスのパンを期間限定で販売。冷やしてメロンも21日から販売開始されていますよ！

「La fête du pain」は、フランスで毎年5月16日頃、ベーカリーや菓子屋の守護聖人であるサントノレ（聖オノレ）の日に合わせて開催されるもので、フランスの食文化の中で欠かせない“パンやパン職人”にスポットをあてたイベントです。ドンクの店頭では、トリコロールカラーの三角の旗とともに期間限定販売のパンが並べられています。

どれも美味しそう。

夕方に訪れましたが、パン・ア・ラ・クレームは残り1個！
焼き上がり次第追加されるのでしょうけど、お目当てのパンがあれば早めにお店に行ったほうがいいかも。

どれも美味しそうですが、今回こちらの4つのパンを買ってみました。

こちらは、グリーンオリーブとトマトのガレット(346円 税込、以下同じ)。
一見ピザのようですが、ピザよりも生地が薄く、サクッとした食感のパンですね。オーブンで温めるととろっとしたチーズとトマトソースに、玉ねぎのしゃきっとした食感、そしてグリーンオリーブの風味が加わりとても美味しかったです。ピザほどしつこくなく軽い感じ。

これは、アッシ・パルマンティエ(270円)とレモンのエスカルゴ(292円) 。食欲をそそるビジュアルですね。

レモンのエスカルゴは、爽やかなレモンの酸味が感じられるアーモンドクリームが美味しいです。はちみつクリームチーズとのバランスもいいですね。甘いパンが好きな方におすすめ。

アッシ・パルマンティエは、フランスの家庭料理をアレンジしたパン。
炒めたひき肉とマッシュポテトを重ねて焼いたグラタン料理をパンで再現しています。ミートソースとマッシュポテトを重ね、シュレッドチーズで仕上げられているのですが、一口かじるとまずポテトの食感が感じられ、ミートソースの濃厚な味がお口に広がります。チーズともよく合って、今回の食べた4種の中では一番気に入りました。因みにパルマンティエとは、フランスにじゃがいもを広めた人物の名前だそう。

最後に、パン・ア・ラ・クレーム(281円) 。

シュークリームのような見た目ですが、デニッシュ生地のサクサク食感のパンに、カスタードクリームがたっぷりサンドされています。クリームがすごく濃厚で、冷やして食べると一層美味しかったです。シュークリーム好きな方にもおすすめです。

パン祭りの期間限定パンは、この他にも、チーズをつけて焼き上げたパンにベーコン、トマト、玉ねぎをサンドしたベーコンのプレフ(335円)、グリーンオリーブとブラックオリーブが使われている2種のオリーブとレッドチェダー(292円)、クルミ入りパンに日向夏のジャムとクリームチーズを合わせたフロマージュ・アグリューム(303円) の3種類あります。写真はドンクの公式サイトのこちらからご確認ください。

なお、ドンクでは、5月20日（土）から、夏季限定「冷やしてメロン」が8月31日（木）まで販売されています。ミルクバニラ、メロン、ミルクティーの3種類で、7月1日からは数量限定のいちごが加わります。冷たいクリームのメロンパン、暑い季節にぴったりですね。270円（税込）です。（※店舗により取り扱いのない商品もあります。）

ドンクのパン祭り「La fête du pain」は、5月23日（火） まで！
通年販売のバケット、パリジャン、バタールやクロワッサンなどと共に、今回の期間限定のパンで、フランスの食文化を感じてみては？