4月に、「うわさは本当？大阪万博のパビリオンが神戸に！」という記事をお届けしましたが、その最寄り駅である神戸電鉄山の街駅周辺を探っていた際に、地元で人気の中華料理店を見つけ、お昼ごはんをいただいてました。今回はこのお店をご紹介します。店名は「中華料理 真」。御影で人気の中華料理店「四川」で腕をふるっていたシェフが独立して開いたお店で、その味はお墨付き。デザートの杏仁豆腐もおすすめ。

神戸電鉄新開地駅から山の街駅までは神戸電鉄で19〜21分。鈴蘭台駅から2つ目の駅です。改札を出たら左手へ。前の記事でご紹介の大阪万博のパビリオンとは反対側です。手前にも中華料理店らしき建物がありますが、その先すぐのところです。

外観は看板以外は中華料理店らしくありませんね。お花や盆栽が飾られていて綺麗にされています。

入り口入った右手にはメニュー表が。テイクアウトもOKです。

店内は細長くこじんまりとしていますが、白色が基調のインテリアで清潔感があり、女性でも一人で気軽に入れます。実際私が訪れた12時半頃は女性の一人客が数人いらっしゃいました。2階にもテーブル席があります。

こちらで一番人気のメニューが「マーボー豆腐ランチ」1,100円（税込）。それもそう、こちらのお店のシェフ莇生 真（あぞ まこと）さんは、神戸の御影で人気の中華料理店「四川」で腕をふるっていた方で、2015年に独立してこちらにお店を開きました。「四川」は「御影 麻婆豆腐」で検索すると検索結果が「四川」の情報で埋め尽くされてしまうほど麻婆豆腐が美味しいと評判のお店で、看板メニューは「四川麻婆豆腐」。そんなお店の元シェフの麻婆豆腐が美味しくないわけがありません。

待っていると先にサラダが提供されました。

そして、お待ちかねの「麻婆豆腐ランチセット」が登場！

ランチセットは、麻婆豆腐に、ライス、スープ、サラダ、ザーサイがセットになっています。ランチはこの他に「日替わりランチ」もあり、常連さんにはこちらも人気。

山椒のいい香りが漂ってきます。見てるだけでも汗が出てきますね。
実は私、辛いのはあまり得意ではありません。果たして全部食べることができるのかちょっと不安に感じながら一口！

ん？家で食べる麻婆豆腐と全然違う。今まで他のお店で食べた麻婆豆腐とも違う。
なんだこれは！
ピリリとした刺激的な辛さはあるんだけど、それだけじゃなく、山椒の良い風味に粗めにひかれた豚ミンチ肉の旨味、香ばしさも感じられ、コクがあってとても奥深い味。これが四川の本場の味なのでしょうか。

この美味しさは、豆板醤（トウバンジャン）、甜麺醤（テンメンジャン）、自家製の練りゴマ、ラー油など数種類をブレンドして生み出されています。

辛いの苦手ですが、ご飯と一緒だとどんどん進み、あっという間に完食。ただただ辛いだけじゃなく、旨味を存分に感じながらいただけるので、辛さ苦手な人でも大丈夫ですね。それでもお水は1杯おかわりしましたけど、もっと辛いのだと途中でギブアップするので、最後まで完食できたのはほんとに美味しかったから。
不安な方は、事前に辛さ控えめにと言うと調整していただけます。

そして、ランチのあとに是非注文していただきたいのが、杏仁豆腐。

こちらもとろっとろの食感で味も濃くて美味しいです。辛いの食べた後にちょうどいいですね。お口がさっぱり。

こちらがメニューです。
海鮮あんかけラーメン、海鮮あんかけヤキソバ、上海ヤキソバ、真チャーハンなどもありますよ。麺も食べたいけど麻婆豆腐も！という欲張りさんには「四川麻婆豆腐」を単品でどうぞ。あと、四川担々麺、汁なし担々麺も人気です。

テイクアウトのメニューはこちら。電話で注文できます。

いかがでしたか？
御影で人気の中華料理店「四川」のシェフが独立して開いた「中華料理 真」。食べていたら、「私、御影の四川好きでよく行ってたんですよー」と、シェフに話しかけるお客さんがいらっしゃいました。御影で食べた味が忘れられずお店を訪ねる方もいるみたいですね。まさか御影の味が北区の山の街で味わえるとは！ 特に麻婆豆腐が好きな方におすすめなので、是非一度。

なお、定休日は月曜日から水曜日ですのでご注意を。