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【神戸市須磨区】ありがとうスマスイ!さようなら須磨海浜水族園!大人気だったイルカナイトライブを動画で

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

「スマスイ」の愛称で親しまれてきた神戸市立須磨海浜水族園が、5月31日19時、35年の歴史に幕を下ろしました。そこで今回は、スマスイの想い出の写真と、2020年〜2021年に開催されて大好評だった「イルカナイトライブ 海の記憶 43億年の夢」を動画でご紹介します。

神戸市立須磨海浜水族園は、1957年に神戸市立須磨水族館としてオープン。1987年のリニューアルで現在の名称に変更されました。開園以来の入園者数はおよそ6670万人になります。

スマスイといえばこの波の大水槽ですね。

1200トンもの水量で当時は東洋一の規模でした。

熱帯魚が泳ぐ水槽で南国気分!

可愛いラッコも人気でしたよね。

水深3.5mの水槽で、毛づくろいをしたり、元気に泳ぐラッコの姿、ずーっと見ていられました。公開当時は1時間待ちの日もあったとか。

泳いでいるところを間近で見られたり、エサやり体験が出来たりと、ペンギンも人気ありましたね。

アマゾン館では日本初のチューブ型水中トンネルが誕生。今でこそ珍しくないですが、当時としては画期的。

イルカライブも大人気。この場所から先に再整備工事が始まり、2021年2月28日に32年間の長い歴史に幕を下ろしました。

海の生き物をモチーフにした可愛いスイーツも色々ありましたね。

スマイルカ焼きなんてのも!

そしてこちらが、2020年に開催されて大好評だったイルカナイトライブの夏バージョン「海の記憶 43億年の夢」。

プロジェクションマッピングとイルカがコラボ。映像も迫力あって素晴らしかったです。

実はこのスペシャルライブは、夏のライブに続き、2021年冬に「未来の約束 Promise for the Future」へと続く2部で構成されていました。

でも、緊急事態宣言発出等の影響で冬の一般公開は叶わず。そこで、「幻のイルカナイトライブ」として、映像の中のみに記録されることになったのです。そのDVDは2022年3月から館内で販売されていました。

一般公開されたイルカナイトライブの夏バージョン「海の記憶 43億年の夢」。ぜひ動画でご覧ください!

35年の歴史に幕を下ろした須磨海浜水族園 スマスイは、2024年6月、「神戸須磨シーワールド」としてリニューアルオープンします。

プレスリリースより
プレスリリースより

新施設は、魚類・海獣類展示、ペンギンなどに出会える「アクアライブ」、イルカライブが行われる「イルカスタディアム」、西日本で唯一、国内で3箇所目、シャチのパフォーマンスが観られる「オルカスタディアム」の3棟から構成。その総水量は従来の5倍の約1万4千トンにもなり、大阪市の水族館「海遊館」を追い抜き、名古屋港水族館に次ぐ全国2位の規模となります。

周辺も整備。新たにホテルも誕生。

プレスリリースより
プレスリリースより

「神戸須磨シーワールド」のロゴ。

プレスリリースより
プレスリリースより

須磨海浜水族園が一旦幕を下ろすのは悲しいですが、新しい施設はほんと楽しみ。スタッフの皆さん、海の動物たちに、新しい場所でまた出会えることを楽しみに、来春まで待ちたいと思います。

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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