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【神戸市中央区】6/1オープン!お米の神明が手がけた米推しフードホール、神大医学部附属病院の一角に

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

株式会社神明といえばあかふじ米でおなじみの国内最大手の米卸会社ですが、その神明がプロデュースしたフードホールが神戸大学楠キャンパス(神戸大学医学部附属病院)に2023年6月1日にオープンしました。その名も「KOBE BAY TERRACE . BY SHINEMEI(神戸ベイテラス)」。BAYは米(ベイ)にもかけてるんでしょうか。早速どんなところか足を運んできましたのでご紹介。お米の神明だけあってお米推しがすごかった!

場所は、神戸市営地下鉄大倉山駅から徒歩約5分。有馬街道沿いにあります。まず、西出口の1番の階段を上がり、山側へ。以前「イタリアローマの噴水が神戸に!大倉喜八郎に伊藤博文?意外な歴史を秘めた「大倉山公園」」という記事でご紹介した噴水を過ぎたところを左折。

まっすぐ歩いていくと右手に見えてきます。曲線が美しいオシャレなビルですね。いつの間にこんなのが出来たんでしょう。高さ約39mの7階建てです。

1階と2階に店舗が入っています。

実はここは、神戸大学楠キャンパス福利厚生施設なんです。大学教職員及び学生、病院利用者だけでなく、近隣住民など一般の方にも広く利用してもらうことを目的に設けられました。神明HDグループが出店しているのは1階の物販飲食店区画。

神明グループの青果部門が調達する市場直送の新鮮な野菜や果物をお手頃価格で販売する売り場も併設され、週末マルシェなども開催されます。淡路島の玉ねぎが50円(税込)で売られていました。

店内にも市場直送のお野菜が。

入り口を入ると右手にあるのが「MOCHICREAM」。旬のフルーツをたっぷりと使用したフルーツタルトやズコットケーキ、モチモチ食感のモチクリームなどを提供。

中でもおすすめは、いちごのズコット。1カット1,100円(税込)。見た目も可愛い〜、美味しそう〜。

真正面と左手には「SUMOU BAKERY」。こちらでは米粉を配合したもっちり食感のこだわり食パンがおすすめ。もちっこトーストは1本600円(税込)。

菓子パンも米粉が使われています。

プレスリリースより
プレスリリースより

神明のあかふじ米発見!
この右手には「魚べいmini神大病院店」があります。

「魚べいmini」は、こだわりのメニューから魅力ある商品をセレクトしてお届けする新しいスタイルの魚べい。神大病院店は、その「魚べいmini」の1号店だそうです。魚べいmini専用のお値打ちセットメニューやボリューム満点の丼ぶりもテイクアウトできます。パンの横にテイクアウト用の販売コーナーがあります。

一皿120円(税込)から。

こちらがテイクアウトメニューです。「魚べいmini」はまた別の機会に訪れてみようかな。

魚べいのテイクアウトコーナーの隣には「0.6 VEGE&OIL」のランチBOX売り場が。

ランチBOXは、サラダ、サンドイッチ、お惣菜、コーヒーがセットになっています。店内で手作りする自家製ドレッシングには、1kgの玄米から約0.6%しか取れない希少な圧搾米油が使用されています。ここにも神明らしくお米のこだわりが。
これは「スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチ」630円(税込)です。

他に、「2種のラぺとたっぷり野菜のサンドイッチBOX」(コーヒー付き)480円(税込)、「蒸し鶏とごぼうサラダのサンドイッチBOX」(コーヒー付き)580円(税込)などもあり、内容は日によって異なります。

プレスリリースより
プレスリリースより

あ、ここにもお野菜が売られてる!

おにぎりを売るお店も勿論ありますよ〜。
創業100年以上続く老舗米卸が運営するおにぎり専門店「米処 穂(みのり)」です。

全国から集めたこだわりのお米、具材が使われています。

プレスリリースより
プレスリリースより

その隣のレジのところには「CHARMENT COFFEE ROASTERS」というコーヒー屋さんも。パンのお会計もここで。
コーヒーのメニューは、アメリカーノ、アメリカーノラテ、デカフェ、デカフェラテ。デカフェがあるのが有り難いですね。病院内の施設だからでしょうか。

通常のメニューとは別にセルフコーナーにあるコーヒーは、パンやおにぎりを買うとプラス100円で飲めます。1個からでも大丈夫。これはお得ですね!

そして魚べいを過ぎた右手の奥には「揖保乃糸 PRODUCED BY SHINMEI」が。

揖保乃糸とお米?ん?どこで繋がっているんだろうと思ったら、サイドメニューの舞茸天ぷらは米粉と米油を使用して揚げられているそうです。
そうめんは生産量約10%の特級品(黒帯)を使用。揖保乃糸の中でも2番目に細くコシのある麺をシンプルに味わえる「冷やしぶっかけ素麺(並盛)」480円(税込)や、柚子胡椒が入った冷やし豆乳素麺、冷やしつけ素麺など。

プレスリリースより
プレスリリースより

そして今回私がいただいたのは、魚べいの隣、角にある「米処四代目益屋」のカレーライス。

一番シンプルなカレーが「楠カレー」580円(税込)。この場所が楠町で、神戸大学 楠キャンパスにあるので、それにちなんだメニュー名なのでしょうね。

「益屋カレー」 860円(税込)、「益屋野菜カレー」1,000円(税込)、「益屋カツカレー」1,200円(税込)などもあります。

プレスリリースより
プレスリリースより

店内のイートインスペースは広々としていて居心地いいですね。子供用の椅子もあるので、子連れでも大丈夫。カウンター席もあるのでお一人でもOK。

窓も広くて開放的。有馬街道が見えています。

こちらが「楠カレー」。

最初の一口は甘みを感じますが、少し後で辛さが!甘口ではなく中辛ぐらいですかね。ルーはお肉が溶け込んでいてコクがあります。辛すぎることもないので、辛いの苦手な私でも大丈夫でした。お米はカレーに合った銘柄を厳選しているそうで、カレーライスによく合っていて美味しいです。雑穀米も選べます。

神明の雑穀米はこれ。

KOBE BAY TERRACE by SHINMEIのインスタグラムをフォローして、レジで画面を見せると、この雑穀ごはんがいただけますよ!6月15日まで。

さて次は2階に上がってみましょう。(こちらは神明とは関係ありません。)

「タリーズコーヒー神戸大学医学部附属病院店」が出店しています。

屋外のテラスがいいですね。

いかがでしたか?さすがお米の神明が手がけただけに、どのお店もお米にこだわってますね。よく見ると「KOBE BAY TERRACE . BY SHINEMEI」のロゴの「B」は米粒をデザインしているので、やはり「BAY」は「米(ベイ)」にかけてますね。ロゴにもお米へのこだわりが!

大倉山駅から徒歩約5分ですが、JR神戸駅からも徒歩約15分。湊川神社から大倉山公園の噴水の辺りをぶらぶら歩きながら訪れてみるのもいいかもしれませんよ。

基本情報
施設名:KOBE BAY TERRACE . BY SHINEMEI
住所:兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5-2(国立大学法人神戸大学 楠キャンパス敷地内)
電話番号:078-964-5077
営業時間:
SUMOU BAKERY(パン、コーヒー):7:30~20:00
0.6 VEGE&OIL/米処穂/MOCHICREAM:10:30~20:00
揖保乃糸/米処四代目益屋10:30~20:00(ラストオーダー19:30)
魚べいmini:10:30~20:00(ラストオーダー19:45)
定休日:なし
アクセス:神戸市営地下鉄「大倉山」駅下車 徒歩約5分、JR「神戸」駅下車 徒歩約15分、JR神戸駅前より神戸市バス 9系統、110系統もしくは112系統に乗車 約5分「大学病院前」バス停下車

施設の専用駐車場はありません。病院駐車場の駐車台数にも限りがあるので、電車・バス等の公共交通機関をご利用をおすすめします。

公式サイトのお支払い方法に、クレジットカード、電子マネーと書かれていますが、6月3日現在は現金のみでした。

KOBE BAY TERRACE . BY SHINEMEI 公式サイト
KOBE BAY TERRACE . BY SHINEMEI 公式Instagram

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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