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【神戸市】抜群の開放感と大迫力!「スカイバス神戸」初日第1便に乗ってみた[動画アリ]

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

屋根のない2階建のオープンバス「スカイバス神戸(SKY BUS KOBE)」が2023年10月7日、3年ぶりに本格運行を再開。11月26日までの土日祝限定で運行しています。早速初日の第1便に乗ってきましたので、その様子を動画を交えてご紹介!普段見慣れている神戸の街並みが新鮮に感じられた60分間、楽しすぎてあっという間に時間が過ぎていきました。動画は記事の下にあります。

乗り場は、中突堤中央ターミナル「かもめりあ」と「神姫バス神戸三宮バスターミナル」の2か所。「かもめりあ」の山側から出発します。

「かもめりあ」を出たところにあるポートループバス停の前で神姫バスの係員が待機していて、出発約5分前にバスまで案内してくれます。乗車前にチケットを提示。モバイルチケットの場合は、そのままスマホ画面を見せるだけでOKです。(モバイルチケットは、事前に「発車オーライネット」での予約、決済が必要。スカイバス神戸の公式サイトにリンク有り。事前予約決済の特典もあり!)なお、当日座席に空きがあれば、予約なしでも乗車可能。

座席は指定されていません。受付時に「おすすめは5番から10番です」と言われました。定員は46人です。

前の席から埋まっていくので、前の席に座りたいなら早く来たほうがいいですね。ただ、3列目までは屋根があるので真上は望めません。そのかわり前面の眺望は楽しめますよ。公式サイトには「出発の20分前には、ご予約時に選択された乗車地へお越しください。」とあります。

信号や道路標識、歩道に植わっている木々が迫ってくるスリルをより味わいたいなら左側でしょうか。今回筆者は、できるだけお客さんが写り込まず、眺望も楽しめる前から4列目の左側の席に着席しましたが、階段のすぐ後ろの席も直前に人がいないので撮影にはいいかも。

「スカイバス神戸」の運行は、かもめりあ発 1便 10時、2便 11時半、3便 14時、4便 15時半の全4便。神姫バス神戸三宮バスターミナル発はその25分後です。今回は10時発の1便に乗車。

屋根のない2階建てのオープンバスの魅力は、なんといってもその開放感。 座席の高さは地上約4メートル。信号機がすぐ真上に見えます!普段見慣れた神戸の街の景観も、屋根がないだけでこんなにも新鮮に見えるのかと驚きますよ。

「スカイバス神戸」のルートは、かもめりあから旧居留地、国際会館前を通り、ポートライナーが頭上に走るのを見ながら、2つ目の乗車場所「神姫バス神戸三宮バスターミナル」に向かいます。ターミナルへはバックで入るのですが、ここも見どころのひとつ。

その後、港島トンネルをくぐり抜け、ポートアイランドへ。ルート上には阪神高速やハーバーハイウェイなど高架道路も多く、大迫力の光景が頭上に広がります。こういう光景が大好きなマニアの方もいらっしゃいますよねー。そういう方にも「スカイバス神戸」はおすすめ。次から次と高架道路をくぐるダイナミックな光景を存分に楽しめます!

港島トンネルでは「キャーーー」と歓声が!
まるでテーマパークのアトラクションのようなスリルを味わえます。普通のトンネルなのに屋根がないだけで絶叫アトラクションに!ここめっちゃ楽しいですよ。この様子は記事の下にある動画でぜひご覧ください。

たまねぎ(動画参照)を右手に見ながら神戸大橋のほうへ。頭上から右手にはポートライナーの線路が!ちょうど走っているところに遭遇し、乗客が手を振ってくれているのが見えました。「スカイバス神戸」はまだ珍しいのか、みなさんすごく注目してくれますね。手を振られたらぜひ振り返しましょう。

神戸大橋の赤い橋梁が真上に!

神戸大橋を渡った直後にもスリルを味わえるスポットが! ここでも「わぁ〜〜〜」と歓声が。神姫バスのバスガイドさんも乗車されているので、見どころはしっかり案内してくれます。これも「スカイバス神戸」の魅力。

神戸大橋を渡ったら、神戸税関前へ。

東遊園地、市役所を見ながらフラワーロードを通ります。ここでの見どころは木々が間近に迫る景観。地上約4メートルの高さから見るこの景観は「スカイバス神戸」でしか味わえません。

「スカイバス神戸」の降車地は3か所。1つ目は市役所前です。降りたい方は手をあげて知らせましょう。

国際会館前の交差点を左折して、大丸のほうへ。ビルに映る空も美しい!普段歩いている時は気づかない、こんな絶景に出会えるのも「スカイバス神戸」に乗った人だけの特権です。

大丸前を左折し、南京町を右手に見ながら降車地のかもめりあへと向かいます。2つ目の降車地は元町商店街(南京町)。旧居留地や南京町を散策される方はここでの降車が便利です。

「スカイバス神戸」でのドライブももうすぐ終わり。最後に左手に見える神戸ポートタワーは必見。工事の足場を覆っていたシートの一部が外されて、改装された屋上部分が顔をのぞかせています。

3つ目の降車地で乗車地のかもめりあへ帰ってきました。屋根のない2階建てのオープンバス「スカイバス神戸(SKY BUS KOBE)」での神戸市内観光。見どころが次から次にと現れ、乗車時間の60分があっという間!

普段とは違う開放感抜群の視点から見る神戸の街は、想像以上に魅力的で新鮮。車内は歓声が飛び交い、オープンバスでしか味わえない風景、風、雰囲気をからだ全身で感じられました。

最後に、「スカイバス神戸(SKY BUS KOBE)」の大迫力の走行風景を動画でご覧ください。

約2分にまとめた「スカイバス神戸 に乗ってみた動画」ショートバージョン

約22分にまとめた「スカイバス神戸 に乗ってみた動画」ロングバージョン

基本情報
スカイバス神戸(SKY BUS KOBE)

運行日:2023年10月7日(土)~11月26日(日)の土・日・祝日
※10月22日(日)はイベント特別運行を行います(スカイバス神戸のみの乗車は申し込めません)
乗車場所:中突堤中央ターミナル「かもめりあ」・神姫バス神戸三宮バスターミナル
料金:大人(中学生以上)1,500円 小人(小学生)1,000円
※幼児(小学生未満)が座席を占有する場合は、小人運賃がとなります。

予約:電話 078-231-4892(9:00~18:00)・発車オーライネット(ネットで購入・決済)
※当日座席に空きがあれば、予約なしで乗車可能。

事前予約決済の特典
① Kobe 1day loop bus ticketを500円で購入可能(大人のみ)
② SKY BUS チョロQを500円で購入可能
③ ①、②を同時購入も可能(大人のみ)

神姫バス スカイバス神戸(詳細はこちらを)

※動画の撮影・編集には、乗客の顔が映り込まないよう極力配慮しておりますが、なにかありましたら、X(旧Twitter)、InstagramのDMでお知らせください。(プロフにリンクがあります。)

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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