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【神戸市中央区】神戸ルミナリエ2024 メリケンパーク会場、お金払ってでも観る価値アリ!初日動画レポ

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

第29回 神戸ルミナリエ2024が、2024年1月19日から4年ぶりに開催。今回から開催時期が12月から1月に変更され、来場者の密集を避けるため、会場がメリケンパーク、東遊園地、旧居留地の3か所に分散。早速初日にメリケンパーク会場に行ってきましたので、その様子を動画と共にご紹介します。一番気になる「無料エリアからでも観られるの?」という疑問にもお答えします!

旧居留地・東遊園地会場についてはこちらの記事をお読み下さい。

神戸ルミナリエ2024 旧居留地・東遊園地会場ではグルメや音楽も!動画レポ

umie モザイク側から見るとこんな感じ。

メリケンパーク会場は、周囲のキッチンカーが並ぶエリアは無料ですが、玄関作品の「フロントーネ」と回廊型作品「光の回廊(ガレリア)」が設置されたところは有料観覧エリアとなり、入るには鑑賞券の購入が必要です。

当日券と前売券の特別鑑賞券がありますが、1時間5000人に制限されているため、前売券の販売状況によっては当日券が完売になることもあるようです。初日は20時半以降の分以外は完売となりました。当日券は1000円、前売券は500円なので、前売券の購入をおすすめします。小学生以下は無料です。(お子様だけの入場はできません)

有料観覧エリアに入ると、玄関作品の「フロントーネ」が姿を現します。

無料エリアからは、前にキッチンカーが並んでいるのでこんなふうにしか見えません。

海側の出口のあたりはこんな感じ。柵がありますが、作品自体は見えなくもありませんが、ちょっと遠いですね。無料エリアの様子は動画の最後でもご紹介しています。

今ままでの旧居留地会場にあった光の回廊「ガレリア」は、今年からは設置されず、その代わりに新たに設置されたのがこの回廊型作品「光の回廊(ガレリア)」。

約70メートル続き、以前旧居留地会場にあったガレリアと同様、この下を歩きながら光の演出を楽しみます。荘厳な音楽と華やかな光の演出が見事!やはり神戸ルミナリエを思う存分楽しむなら、光の回廊の通り抜けは外せません。お金払ってでも観る価値アリ!ですよ。

これまでもルミナリエ開催のための資金の調達が問題になっていました。有料エリアの収益は運営費にあてられるということなので、全国的にも有名なルミナリエをこの先もずっと続けていくために、有料化は致し方ないと思います。旧居留地よりも見やすくなっていますし、斜めから全体を見渡したり、真横からも眺められるので見ごたえ十分。いろんな角度から楽しめるのが利点ですね。

なお、有料観覧エリアに入ると、会場周辺の一部店舗で割引などの特典が受けられる「Thank youカード」が貰えます。無料エリアで募金してもカードが貰えますよ。特典対象店舗は、公式サイトに掲載されています。

ポートタワーとのコラボも美しい。

神戸ルミナリエ2024 メリケンパーク会場の様子を約2分の動画で!

メリケンパーク会場になったことでグルメも存分に楽しめるようになりました。今回も東遊園地会場にはUCC、東洋ナッツ食品、ドンク、六甲バター(QBB)など、神戸の企業が出店するグルメエリアが設けられていますが、メリケンパーク会場では多数のキッチンカーなどが並び、作品鑑賞と共に美味しいグルメも堪能できます。

こちらは湊川にある有名店、神戸芋屋 志のもと。

コウベカステラも人気。

こちらはインスタントラーメン発祥の地、池田市のお店です。日清食品チキンラーメンが衣になった唐揚げ、池カラを提供。筆者は池田市で食べたことありますけど、とても美味しかったですよ。おすすめです。

神戸牛の牛すじどて煮のお店もありました。他にもたくさんのお店が出店しています。

動画でもご紹介。

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、後世へと記憶をつなぐ為に開催されてきました。その意味でも開催時期を12月から1月に変えたのはいいことだと思います。メリケンパーク会場を訪れたら、ぜひ帰りにメリケンパークの東にある神戸港震災メモリアルパークにも足を運ぶことをおすすめします。

被災したメリケン波止場の岸壁の一部が当時のそのままの状態で保存されています。

動画でもご紹介しています。

旧居留地会場、東遊園地会場は別記事でご紹介しています。

基本情報
イベント名:第29回 神戸ルミナリエ 2024
開催期間:2024年1月19日(金)~1月28日(日)
点灯時間:薄暮 〜 21:30
※ 点灯時間については変更する場合があります
展示場所:旧外国人居留地、東遊園地、メリケンパーク
※会期中の各日15:00からメリケンパーク会場にて当日券を販売します。
有料観覧エリアの鑑賞券購入と各会場詳細、展示作品マップは、公式サイトを御覧ください。当日券の販売状況についても随時お知らせしています。
神戸ルミナリエ 2024 公式サイト

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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