もしもの時でも失敗しない!「アルファ米」基本の作り方5ステップ
災害時などの非常食として備えている方も多いアルファ米ですが、実際に作って食べてみたことはありますか?
「作り方はパッケージに書いてあるから大丈夫」と油断していると、もしもの時に思わぬ失敗をしてしまうことも…。
そんなことにならないよう、今回は基本的なアルファ米の作り方をご紹介します。
作り方はどちらのメーカーでも大体同じなので、この機会に覚えておきましょう!
1. 袋を開け、スプーンと脱酸素剤を取り出す
脱酸素剤がお米の中に埋もれてしまい、見えないことがあります。必ず取り除くように気をつけましょう。
市販されているアルファ米には大体スプーンが入っていますが、同封されているかどうか、念のためパッケージ裏の表記などでチェックしておくと安心ですよ。
2. 袋の底をしっかり広げる
水を入れる前に、袋の底は必ず広げておきましょう。
置いたときに安定するのはもちろん、注水がしやすくなります。
3. 水またはお湯を注水線まで入れる
アルファ米は吸水されるのが早いので、途中で注ぐ手を止めず、一気に注ぐのがポイントです。
水の量はあらかじめ測っておいても良いですが、袋の内側に記載されている注水線を目安にすれば、計量カップなどを使わずに済みますよ。
4. よくかき混ぜてチャックを閉める
仕上がりにムラが出ないよう、付属のスプーンで全体をしっかりかき混ぜてからチャックを閉じて下さい。
吸水時間の目安は、水で作る場合は60分、お湯で作る場合は15分です。
5. 仕上がり時間になったら開封し、よく混ぜる
底に近いアルファ米の方が吸水しやすいため、やわらかくなりがちです。
食べた時にムラがでないよう、底のほうから付属のスプーンで掻き出すようにして、全体を混ぜます。
これで、アルファ米の完成です!
できれば一度作ってみるのがベスト
今回紹介した手順を覚えておけば、災害時などに初めて作ることになっても、大きな失敗をせずに作れるはずです。
とはいえ、あらかじめ作り慣れていた方が、安心して備えておけますよね。
「すでにアルファ米を備えているけど、作った事がない」という方は、ぜひ1度作って食べてみて下さい!
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