【非常食ごはん】アルファ米を初めて作るときにやりがちな「しくじりポイント」5つ
ママ向け防災メディア「いつもしも」の食べ物担当ライター、トコです。
私は記事やSNSで紹介するために非常食をよく食べるのですが、その中でも頻度が高いのが「アルファ米」です。
今では味にも慣れ、手際良く作れるようになりましたが、最初のころは思わぬところで失敗することも度々ありました。
そんな経験の中から、今回はアルファ米にまつわる「しくじりポイント」を5つ挙げて紹介します!
脱酸素剤が入ったまま水を入れてしまった
アルファ米のパッケージ内には、スプーンと脱酸素剤が入っています。
この脱酸素剤がお米の中に隠れて見えない時があるため、取り出し忘れないよう注意が必要です。
私も最初に作った時は脱酸素剤を出し忘れ、うっかりそのまま水を入れてしまいました。
すぐに取り除いて事なきを得ましたが、災害時には避けたいハプニングですよね。
商品によっては、調味料の袋などが入っている場合もあるので、あらかじめパッケージの説明などで同梱物を確認しておきましょう。
2Lペットボトルで水を入れたらこぼれた
満タンの2Lペットボトルを片手で持って注ぐのは、かなり重たくて大変です。
かといって、両手で持って入れようとすると、アルファ米のパッケージを支えることができず、こぼれてしまう危険性大!
このような失敗を避けるためにも、水を備える時は500mlのペットボトルも必ず用意しておきましょう。
水が足りず、固いごはんになってしまった
アルファ米は、水の量が適量でないとうまく作れません。
水の量が足りないと十分に吸水されないため、固めでボソボソのごはんに仕上がってしまいます。
解決するには、しっかりパックの底を広げること。
実際に適量の水を測って注いでみると、底を十分に広げずに入れた場合、適量に達する前に注水線まで水がきてしまいました。
また、仕上がりにムラができないよう、水を入れた後はよくかき混ぜておくことも大事なポイントです。
思ったより量が多くて食べきれなかった
一般的な白飯アルファ米の仕上がり量は、大体260〜280gが目安になります。
レトルトのパックご飯は普通盛りで200gなので、その多さは一目瞭然!
普段食べているご飯の量にもよりますが、「1人では食べきれない」という方も多いのではないでしょうか。
適量を備えるには、人数×1袋ではなく、仕上がり量を目安に用意しましょう。
おにぎりタイプのアルファ米や、あらかじめ少なめの量で販売されている商品もあるので、足りない分はそちらで補うことも考えてみて下さい。
家族で好みが分かれた
色々なメーカーのアルファ米を食べ比べてきてわかったことは、同じ白飯アルファ米であっても味や食感に差があることです。
中には、残念ながら子どもの口には合わなかった商品も…。
自分の口に合うか判断するには、一度食べてみるしか方法がありません。
災害時でなければ、家にある食材を使ってアレンジして食べきることもできるので、ぜひトライしてみて下さい。
また、水かお湯があれば簡単に作れる利点を活かし、キャンプやピクニックなどのアウトドアシーンで食べてみるのもおすすめです。
<結論>作り慣れておくと安心
アルファ米にまつわる「しくじりポイント」は、すべて作り慣れれば解決できるものばかりです。
もしもの時にせっかくの非常食が無駄にならないよう、ぜひ一度アルファ米作りに挑戦してみて下さいね!
▼アルファ米については「いつもしも」の記事でも詳しく紹介しています。
【白飯食べ比べ】アルファ米4選と非常時に白いごはんを食べる方法まとめ