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子どもの防災ポーチの中身は?5年間持たせてみてわかったこと

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子どもが1人で外出しているときに、もしも災害が起きてしまったら、とても不安ですよね。

我が家では、子どもが小学校高学年になり、1人で電車に乗るようになってから防災ポーチを持たせています。

それから5年近くが経過しますが、中身の細かなアップデートを繰り返しながら、時には惨状を目の当たりにしながら、今も毎日の通学に持ち歩いています。

「防災ポーチ」と呼んでいますが、災害時だけでなく移動中の軽いケガや電車が止まったときなど、ちょっとしたトラブルにも役立ちますよ。

今回は、小学校高学年だった当時(数年前)と現在中学生の防災ポーチの中身を紹介します。

1. 小学校高学年の防災ポーチ

小学生男子に持たせるので極力シンプル
小学生男子に持たせるので極力シンプル

(左上→右上)

  • 太陽光電池のミニライト
  • 筆記用具(シャープペンシルとメモ帳)
  • ウェットティッシュ
  • ばんそうこう
  • マスク
  • お菓子

(左下→右下)

  • ティッシュ
  • ガーゼの大判ハンカチ

100円ショップで買ったB6サイズのクリアポーチ(写真右下)に余裕を持って入る量でした。

塾リュックのポケットにちょうど良いサイズ
塾リュックのポケットにちょうど良いサイズ

子どもが1人で行動する塾や習い事には、このポーチと交通系ICカード、位置情報を検索できるキッズ携帯を持たせていました。

当時は電車に乗るとしてもひと駅で、何かあっても歩いて帰れる距離だったので、最低限のシンプルな内容でした。

親としてはホイッスルも入れたかったのですが、子どもに「吹き口が汚れそうだから使わない」と言われて断念。

使うのは子ども自身なので、子どもの意見も取り入れるようにしました。

2. 中学生の防災ポーチ

中学生になっても持たせるものには限界が…
中学生になっても持たせるものには限界が…

(左上→右上)

  • モバイルバッテリー
  • ガーゼの大判ハンカチ
  • ウェットティッシュ
  • 持ち手付きビニール袋(黒と白色の2つ)

(左上→右上)

  • 塩分補給タブレット
  • おやつ(糖分補給)
  • ばんそうこう
  • LEDミニライト
  • 筆記用具(シャープペンシルとメモ帳)

以前と同じクリアポーチに入れています。

中身が見えるクリアポーチがおすすめ
中身が見えるクリアポーチがおすすめ

中学校は少し遠い電車通学なので、キッズ携帯は卒業してスマホを持たせています。

防災ポーチに加えて、通学定期(交通系ICカード)と小銭が入った財布水筒も常に通学リュックに入れて持ち歩くようになりました。

飴やグミで足りないときは、栄養バーも忍ばせています。

3. 子どもの防災ポーチ、半年に一度は見直し必須

最後に、子どもの防災ポーチで一番大切なこと。

それは定期的なチェックです。

我が家も5年間で何度か点検してみては、予想を上回る惨状に愕然としてきました。

ほぼゴミしか入ってなかったことも
ほぼゴミしか入ってなかったことも

ちゃんと役に立っている(使っている)様子なのは何よりですが、持たせた後は子ども任せにしてしまうと、肝心のときに使えない状態になっているかもしれません。

子どもの成長に合わせて、時々親子で中身を見直すことをおすすめします。

子どもの防災ポーチの中身についてもっと知りたい方は、「いつもしも」の詳細記事もあわせてご覧ください。

子どもには子どもの備えを!外出時に持たせたい防災ポーチ

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