Yahoo!ニュース

もしも、子どもと離れて被災したら?すぐ作れるお守りアイテムと親子で話していること

いつもしもママ向け「ゆる防災」メディア

今日で能登半島地震から2ヶ月。

そして、3月からは入学・卒業・進級などで、環境が変わる子も多いですよね。

これを機に、家族で「もしも」のことについても話し合ってみてはいかがでしょうか。

今回は、ママ防災士が防災(と日常のトラブル防止)のために親子で共有していることと、簡単に作れる子どものためのお守りアイテムをご紹介します。

「今日、どこで何してる?」

リビングに置いてあるホワイトボード
リビングに置いてあるホワイトボード

ふだんから家族の予定を共有していれば、離れて被災しても、誰とどこにいるか想像できます。

子どもにとっても、お迎えがいつ来るか全くわからないのと、たとえ時間がかかるとしてもそれが予想できるのとでは、後者のほうが安心ですよね。

大人同士はカレンダーアプリ、子どもにはホワイトボードなどで共有しています。

「もしものとき、必要なものはどこ?」

ローリングストックの食材たち
ローリングストックの食材たち

家にある防災グッズや、子どもがひとりでも食べられるストックを整理し、伝えておくことも大切です。

ちなみに、子どもの好きなものをストックしていると、自分から「そろそろ賞味期限だよ!食べよう!」と教えてくれるようになります(笑)

もしものときは心の支えにもなってくれるので、おすすめの備えです。

「離れて被災したらどうする?」

公衆電話初チャレンジの様子
公衆電話初チャレンジの様子

便利な防災グッズはたくさんありますが、子ども自身が使いこなせるかは別問題。

あれこれ揃える前に、今のお子さんができること・難しいことを把握しておきましょう。

例)家の住所を言える、公衆電話が使える、現金で買い物ができるetc...

我が家の場合は、子どもと一緒に確認した上で必要なものを決め、もしものときにとってほしい行動や連絡方法などを伝えています。

決めたことはメモして持ち歩く

いつもしもの「おたすけミニブック」
いつもしもの「おたすけミニブック」

とはいえ、緊急時は大人でさえ冷静に行動できるかわかりませんよね…。

ひとりでも落ち着いて思い出せるように、カードサイズのミニブックを作って持ち歩いてもらっています。

身の守り方や待っていてほしい場所、連絡してほしい電話番号など、子どもが安心できる情報を詰め込んだお守りアイテムです。

こちらはテンプレートのPDFを配布しているので、ぜひお家で作ってみてください。

【おたすけミニブックのダウンロード・作り方】
親子で防災ポーチを作ろう!チェックリスト&ミニブック

「情報の備え」があると災害時以外も助かる!

日常から親子や夫婦で情報共有しておくと、災害時に限らず、

あるはずの連絡がない

突然入院することになった

などのトラブルに対応しやすくなります。

お金もかからず、すぐ実践しやすい防災のひとつなので、ぜひやってみてください!

もっと詳しく知りたい方は、「いつもしも」の記事もあわせてご覧ください。

家族の予定管理、どうしてる?もしもの時も慌てない情報共有の仕方

ママ向け「ゆる防災」メディア

ママのための防災情報をゆる~く発信中◎「育児に追われる毎日で、もしもに備える余裕がない!」そんなママでも気軽にできる備えやアイディアをお届けします!《防災士/防災備蓄収納2級プランナー/東京都防災コーディネーター在籍》

いつもしもの最近の記事