【富山市】富山ゆかりの作品・作家について学べる「高志の国文学館」は魅力がいっぱい!!
松川沿いを歩いていると、気になる場所を見つけました。
きれいに整備された庭園とミニマルなデザインの建物のこちらは「高志(こし)の国文学館」です。
富山ゆかりの作家や作品を展示することで、誰もが気軽にふるさと文学に触れることができるようにとの想いから、この地で開館しました。
高志の国文学館は、今年の7月で開館10周年を迎えました。
『高志の国文学館開館10周年PRシンボルマーク』として、知の象徴であるフクロウと、キャッチコピー「感動とのであい。」を含めたデザインを作成。
また、10周年記念企画展として『荒井良二(あらいりょうじ)のPICTURE BOOK<絵・本>』を開催しています。
文学作品にとどまらず、絵本や映画、漫画など幅広いジャンルの作品を通して、学ぶ楽しさや探究する心を育もうと試みる高志の国文学館らしい取り組みです。
館内に入ると、荒井良二さんがこの企画展のために作成したトンネル状のオブジェが迎えてくれます。
世界で存在感を放つ絵本作家である荒井さんの作品や制作風景に迫れる展示は、子供から大人まで楽しめるでしょう。
さまざまな色を重ねることで生まれる独特な色使いと、マイペースな中に意志を感じるストーリーの登場人物、リズミカルな言葉たちにとても癒されます。
【高志の国文学館開館10周年記念企画展『荒井良二のPICTURE BOOK<絵・本>』】
開催期間:2022/6/25(土)〜9/5(月)
観覧料:一般 ¥400、大学生 ¥200
可能な支払い方法:現金、各種クレジットカード・電子マネー・QRコード決済他
常設展『おわら風の盆の画家 林秋路(はやしあきじ)特集』では、富山県八尾町で毎年開催される「おわら風の盆」を題材に多くの作品を残した林秋路さんの作品と生涯に関する展示を鑑賞できます。
また『富山を描いた文学作品-富山文学地図(4)』では、富山で1,000年以上にわたって紡がれる文学作品や、富山ゆかりの作家がどのように富山を描いたかを紹介しています。
新しい角度で富山について知ることができるので、ながく富山に住んでいる人にも、富山で生活をしてまもない人にもぜひ見てほしい貴重な展示です。
【おわら風の盆の画家 林秋路特集】
開催期間:2022/6/24(金)〜10/24(月)
【富山を描いた文学作品-富山文学地図(4)】
開催期間:2022/6/24(金)〜2023/6下旬
常設展観覧料:一般 ¥200
文学館の正面入り口を入って左手に、チケットを購入するカウンターとショップがあります。
右手には図書コーナーがあり、ここでも富山ゆかりの作品との接点を持つことができます。
自然光がたっぷり降り注ぐ中、自然を感じながらの読書はとても気持ちいいですよ。
企画展、常設展鑑賞の間のインターバルとして、ソファで一休みするのもおすすめです。
さらに館内には、富山県産の海の幸 山の幸を使用した創作フレンチが楽しめるレストラン『Chez Yoshi(シェ・ヨシ)」が入っています。
無料のロッカーの設置や車椅子の貸し出しもあります。
富山について学びながら癒される時間を過ごしに、ご家族やご友人と揃って訪れてみてはいかがでしょうか。
【詳細】高志の国文学館
住所:930-0095富山市舟橋南町2-22
電話:076-431-5492
開館時間:9:30〜18:00 ※観覧受付は17:30まで
休館日:火曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始
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