お肉料理の中でも「からあげ」は特別。おかずにはもちろん、おやつにも食べたくなる普遍的な美味しさを持っていますよね♪

今回は、米麹(こめこうじ)と美味しい鶏肉が出会って生まれた「入善唐揚げ」の唐揚げと、お店の魅力についてご紹介します。

「入善唐揚げ」は、入善町に本社を置く米麹・お味噌・お醤油のお店「丸善醤油株式会社」が運営しています。

2022年3月、マルートオープンを機に富山市内に初進出しました。

入善唐揚げ誕生の裏側を、佐田さんにうかがいました。

3〜4年前、関東を中心にイベント出展をしていた際、甘酒を試食として配布していました。機会を重ねるうちにファンが付き、大人からの反応は上々。

そんなとき、あるイベント出展で隣のからあげ店が大人気なことに気付きました。とくに子どもの食いつきが凄まじく、からあげの人気を思い知ったそう。

「米麹や美味しいお味噌、お醤油を使ってからあげを作ったら、子どもたちに喜んでもらえるのではないか？」と考えたことがきっかけで、入善唐揚げが生まれました。

入善唐揚げには、衣には、小麦粉と卵を使用していません。そのため、佐田さんの想いが実り、美味しくて幅広い世代が楽しめる唐揚げに仕上がっています。

商品ラインナップは、メインが「塩麹漬け」「味噌漬け」「醤油麹漬け」の唐揚げです。

唐揚げは「○個ください！」と注文しても、「○gください！」と注文してもOKです。店頭に目安となる量が記載されているので、参考にしてみてください。

まずは「塩麹漬け」をいただきました。

国産桜島鶏を使用したお肉はプリッとしているのにとても柔らかい絶妙な食感で、入善唐揚げファンの中には「私は歯がないけど、これなら食べられる」と言う人もいるほど。

また、塩麹漬けのからあげは、米麹の生きたチカラと鶏肉が出会うことで初めて生まれる旨味を存分に感じられます。

油にもこだわりがあり、そのままサラダにも使える最高級エクストラバージンオイルを揚げ油に使用しているため、胸焼けしづらいとのこと。それを知ると、パクパクと口に運んでしまいそうです。

さらに低温で2回に分けて揚げることで、じっくり火を通しお肉は柔らかく、衣は薄く仕上がっています。

「醤油麹漬け」は、一口食べると香ばしいお醤油のかおりが鼻を抜けます。醤油麹の生きたチカラがお肉を美味しくしているそうです。

「味噌漬け」は、あるようでなかった個性的な味です。濃い味が好きな人や、白米とからあげをペアで食べるのが大好きな人にとてもおすすめです。

それぞれが特別に美味しく、推しのからあげを決めるのが難しいと感じました。私と同じ気持ちになる人は多いようで、一度に2種類もしくは3種類のからあげを購入していく人が多かったです。

3種類の唐揚げを同時に堪能できる「無添 唐揚げ弁当」を販売しています。

唐揚げ弁当に使用しているお米は「入善産コシヒカリ」です。研ぎ汁や炊く時に入善海洋深層水や入善の湧水を使用した「入善の銀シャリ」はお米が立っていて、感動的な美味しさ！！

佐田さんも自信を持っておすすめできるようで、「お米までうまい唐揚げ弁当」とおっしゃるほどです。

唐揚げ弁当は10個以上の注文であれば、富山駅1km圏内への配達も可能。前日の営業時間内までに、お電話での注文をお願いしています。

唐揚げ以外の人気メニューに「トマト煮込み」があります。イタリア風とインド風の2種類があり、今回はイタリア風をいただきました。

無水調理で煮込んだたっぷりのトマト＆ハーブのタレにゴロッと鶏肉が4つ入っています。噛むほどに、お肉本来の美味しさを感じられます。

また、タイミングがよければ「鶏皮珍味」にも出会えるかもしれません。鶏皮をカリッと揚げて「塩カレー」「塩ハーブ」「出汁白エビ」「味噌チーズ」「出汁醤油」でそれぞれ味付けしたメニューです。

飲兵衛は、この「煮込み」派か「鶏皮珍味」派かにわかれそうですね。

米麹とお味噌、お醤油、そして鶏肉の可能性を感じさせる商品ラインナップが魅力の入善唐揚げをご紹介しました。

店頭では、丸善醤油や塩麹、甘酒、米麹味噌なども販売しています。

実は、唐揚げ弁当に入っているきゅうりの塩麹漬けは、この塩麹を使用したもの。きゅうりやカブをカットして塩麹と一緒に数時間置いておけば完成するので、自宅でもこの美味しさを簡単に再現できます。

3種の唐揚げの中からあなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。

この記事では、休日に行きたくなる富山市内のショップやスポット、イベントをご紹介しています。

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