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【富山市】「当事者だけではなく、彼らを支えたい人にも参加してほしい」富山HSP座談会次回6/18開催

岩井なな取材・インタビューライター(富山市)

いわゆる「繊細さん」と呼ばれることもある、HSPの方々。当事者と、そのご家族やご友人に向けて、HSPについてカジュアルに話をしたり相談したりできる「富山HSP座談会」をご存知でしょうか?

今回は、主催者の伴 明澄(ばん あすと)さんに、第1回の座談会の様子や今後の展望などについて詳しくお話を伺いました。

富山HSP座談会と、伴さんについて

「床ずれ大学生が自分を変えたくてやった50のこと」はAmazonで購入可能
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伴さんは、富山市在住の会社員です。会社員とHSP座談会主催という両輪をまわしながら、自叙伝となる「床ずれ大学生が自分を変えたくてやった50のこと」を出版するなど、自身の経験を主軸に活発に活動されています。

今でこそ自分の輪郭をしっかり捉え、自己肯定感を高く持って暮らしていますが、ご自身もHSPの当事者であり、それに気づくまではとても生きづらさを感じていたそう。

あるとき、複数個の質問に回答することでHSPかどうかがわかる診断テストをしてみたところ、かなりの項目に当てはまったことから「自分はHSPなんだ」と、これまでの生きづらさの原因が腑に落ちました。それでも努力や人との出会いで生きづらさを克服してきた経験などから、富山HSP座談会を主催することを思い立ちます。

医師免許などを持った専門家ではなく“当事者”だからこそ、よりHSPの方々やそのご家族、ご友人と同じ目線に立って話をしたり、具体的な向き合い方を発信したりできるのではないかと考えています。

第1回富山HSP座談会の様子

第1回富山HSP座談会の様子
第1回富山HSP座談会の様子

今年4月に開催された第1回目のHSP座談会では、お菓子やドリンクを用意するなどリラックスできる雰囲気の中、HSPの当事者が普段思っていることを話したり共感し合ったりすることで、参加した方々にとって有意義な時間となりました。

第1回目はHSP当事者のみの参加となりましたが、今後はそのご家族やご友人、パートナーにも参加してほしいと話す伴さん。周囲の人が参加することで、HSP当事者からの「自分だったら、こんなときはどうしてほしいか」を聞くことができ、当事者との関わり方の参考にすることができます。

HSPという言葉に馴染みがなく「そもそもどんな性質や特徴を持つ人のことを指すのか」など、参加者の理解に合わせて初歩的な内容からお話することがあってもいいとのこと。また、HSPには女性が多いとされていますが、男性にもぜひ参加してほしいとお話ししてくださいました。

第2回富山HSP座談会の開催は6/18(日)

第2回富山HSP座談会は、6/18(日)の午前中、富山市総曲輪で開催予定です。料金は1,500円〜2,000程度で、詳細が決まり次第公式サイトにて告知されます。すでに公式ホームページに参加フォームが設置されているので、気になる方はぜひお申し込みくださいませ。

次回の座談会のテーマは「がんばらないこと」です。伴さんをはじめ、HSP当事者とそのご家族やご友人とともに、HSPについてざっくばらんに話す時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

伴さんの活動については、今後も追っていきます!

【詳細】富山HSP座談会
公式サイト:ホームページInstagram ※公式LINEはホームページより追加可能

この記事では、取材ライターの岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップ・スポット・イベントなどをご紹介していきます。

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取材・インタビューライター(富山市)

富山県黒部市出身の取材ライター・インタビュアー。「ライティングで社会貢献」をミッションとし、地域の魅力を発信しています!Yahoo!ニュースエキスパートでは、休日に家族や友人と行きたくなる楽しいイベントやスポットを見つけて魅力をわかりやすく紹介していきます。どうぞ記事をお楽しみくださいませ。

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