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【富山市】婦中町速星から『楽しむ暮らし』を提案!ついでにコーヒーでリラックスできる「小屋のじかん」

岩井なな取材・インタビューライター(富山市)

富山市婦中町にある倉庫のような外観の建物。その一角に入っているのが「小屋のじかん」です。

速星駅から徒歩10分ほどの場所にあるため、自家用車をお持ちの方だけではなく、お天気のいい日には徒歩でも訪れることができます。

「小屋のじかんってどんなお店なの?」「何が買えるの?」といった疑問を解決するべく、オーナーの加藤さんへインタビューを実施。この記事を通して、小屋のじかんのコンセプトを掘り下げ、お店の使い方をご提案していきます。ぜひお付き合いくださいませ。

小屋のじかんのコンセプトは『楽しむ暮らし』

小屋のじかんは、2021年秋にオープンしました。『楽しむ暮らし』をコンセプトとし、アウトドア用品からアパレル、インテリア雑貨まで、楽しむ暮らしのイメージを膨らませてくれるような商品を幅広くセレクトし、販売しています。

ほとんどの商品は県外のブランドのもので、「まだ富山県内ではあまり見かけないもの」を意図して選んでいるそう。知り合いのお店と被らないことで、同業者さんが立ち寄っても楽しめるラインナップを目指しました。

暮らしを楽しむではなく『楽しむ暮らし』という言葉の順番が気になってうかがってみたところ、やはりここに加藤さんの想いと姿勢が隠れていました。

というのも、小屋のじかんには「必要なもの、これがなきゃ困るというものは置いていない」とのこと。何かのきっかけでここを訪れ、あるものとたまたま出会って、それがあると楽しくなる。わざわざでもそれを使うことが暮らしになっていくという考え方がベースにあります。

例えば、コーヒーをハンドドリップする時間。マストではないけれど、生活の余白にハンドドリップの時間を設けることで楽しみが生まれる、それが暮らしになっていく。このような順番で、商品を「時間の質に重きを置く人、時間の使い方をシフトしていきたい人に手に取ってもらうのがいいのではないか」とお話ししてくださいました。

「持って帰って暮らしが変わるもの」とも表現されていて、小屋のじかんの意義が腑に落ちた瞬間でした。

「小屋」を販売するお店

小屋のじかんのアイコンとなっている、店内にある「小屋」は、実は購入することができます!

「小屋があったら何をしたい?」と考えると、ワクワクしてきませんか?小屋の中でコーヒーを焙煎したり、ペットと戯れたり、お昼寝をしたり。やはり、ここでも販売されているのは小屋であって、つまり楽しむ暮らしであると感じました。

続いて、お店の片隅の小屋から視線を店内全体に広げると、2つの空間に分けられていることに気がつきました。画像の向かって右手が「家の外」、左手が「家の中」のイメージです。

家の外ゾーンには、コーヒーグッズや電動バイク、アウトドアウェアなどが並びます。季節によって取り扱い商品が入れ替わり、現在はサンダルやTシャツなどの夏にあると楽しくなるアイテムを多く取り扱っています。

冬には、クリスマスの飾りやお正月に使うお箸などがセレクトされ、店内を彩ります。いつ訪れても、楽しむ気持ちと季節を感じられるお店です。

今おすすめなのは、さささ 和晒(わざらし)ロールだそうです。拭く、包む、漉す(コす)、敷くなど、さまざまな用途で使用できるペーパーロールで、日常の中でさっと使えるため、掃除やお料理など生活のあらゆるシーンで役立ちます。

また、家の中ゾーンのインテリア商品に馴染んでアンティーク家具が展示・販売されていました。

真鍮(しんちゅう)の製作・加工 を行う高岡市の老舗メーカー「FUTAGAMI(ふたがみ)の商品は、優雅な光沢感と生活を豊かにする使い勝手が魅力です。

所狭しと並ぶ家具、インテリア、アパレルに囲まれて、気づくと楽しむ暮らしを想像してしまうような魅力的な空間です。

6/24〜7/3開催「ちいさなラグ展」

小屋のじかんでは、6/24(土)〜7/3(月)の期間で「ちいさなラグ展」を開催。小さめサイズのラグを、いつもより多くラインナップして展示、販売します。

絵画と同じように1点もののラグは、ひとつひとつ異なる表情を持っています。柄が途中で途切れていたり、色の組み合わせが絶妙だったり…愛嬌のあるちいさなラグの中から、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

「1000 coffe」のハンドドリップコーヒー

お店の入り口付近には、オシャレなコーヒースタンドがあります。こちらでは、富山県内で実店舗のない自家焙煎珈琲店として活動をされている「1000coffee(センコーヒー)」のコーヒーをいただけます。

加藤さんが「小屋のじかんを訪れたついでにコーヒーも飲めるくらいの感じ」とお話ししてくださったように、インテリアを見てあれこれ言いながらコーヒーを嗜むような、気軽な使い方をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

小屋のじかんの『楽しむ暮らし』というコンセプトは、新しい視点でありながら、とても共感できるものです。また、セレクト商品のラインナップや小屋の販売、コーヒーの提供などさまざまなアプローチでそれを体現しているところがとても素敵だと感じました。

未だ見ぬ楽しみを探しに、ぜひ訪れてみてくださいね。

【詳細】小屋のじかん
住所:939-2706富山県富山市婦中町速星92-1
電話:076-466-5008
営業時間:11:00~16:00(土日祝日 17:00)
休日:木曜、第3日曜、不定休あり
可能な支払い方法:現金、各種クレジットカード他
その他:お店の前に駐車場あり、公式Instagram

この記事では、取材・インタビューライターの岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントなどをご紹介していきます。

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取材・インタビューライター(富山市)

富山県黒部市出身の取材ライター・インタビュアー。「ライティングで社会貢献」をミッションとし、地域の魅力を発信しています!Yahoo!ニュースエキスパートでは、休日に家族や友人と行きたくなる楽しいイベントやスポットを見つけて魅力をわかりやすく紹介していきます。どうぞ記事をお楽しみくださいませ。

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