先日、久しぶりに富山県水墨美術館を訪れました。いつ行っても、美しい庭園と荘厳な建築が迎えてくれる、富山市内のお気に入りスポットのひとつ。

この日行われていた企画展「生誕150年記念・川合玉堂展」の感想とともに、富山県水墨美術館についてご紹介します。

「富山県水墨美術館」について

富山県水墨美術館は、平成11年に開館した、日本の近代以降の水墨画を中心に紹介する美術館です。富山県水墨美術館という名前ですが、水墨画に限らず、日本の美術品を多く展示しています。

和風の平屋造の建物は、県内にある他の美術館とはまた異なる美術館のかたちを表現。建物奥まで続くまっすぐな廊下のガラス窓からは、美しい庭園を眺めることができます。私は、ここを訪れるといつも椅子に座ってぼーっと庭を眺めたくなります。

建物内には茶室があり、曜日限定ではありますが、お茶菓子などを提供する喫茶として利用することができます。

庭園について

館内からはもちろん、建物に向かうまでも豊かな自然を感じることができました。

果てしなく続く空の青のきれいさに負けないくらい、隅々まで手入れされた庭園はの美しさは圧巻です。日差しが強い日にこそ、植物の輪郭がくっきりとして見えて輝く庭園だと感じています。

企画展「生誕150年記念・川合玉堂展」

7月14日（金）から9月3日（日）の期間で、川合玉堂の生誕150年を記念した回顧展「生誕150年記念・川合玉堂展」を開催しています。日本画の可能性を広げながら、自然と人とを温かく描いた川合玉堂の作品に惚れ惚れしてしまいました。

今週末までと開催期間の終了が迫っているので、気になる方はぜひ訪れてみてくださいね。

この記事では、取材・インタビューライターの岩井ななが、休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントなどをご紹介しています。