富山市総曲輪（そうがわ）エリアの商店街に店舗を構える、富山の無添加チョコレート専門店「Humming Bird（ハミングバード）」。今年1月のオープンから半年が経過し、すっかり総曲輪商店街に馴染みつつあります。

ハミングバードは、「白エビ」「ホタルイカ」「県産いちご」など富山の特産品を使用した、個性豊かな無添加チョコレートが手に入ると話題のお店。すでにお気に入りのチョコレートを見つけたという人や、知人・友人に贈って喜ばれたという人もいるのではないでしょうか。

ハミングバードが大切にしていること

ハミングバードでは、チョコレートというトレンドに左右されにくい商品を扱うお店をベースとして、『社会問題や地域が抱える問題に対し自分達ができることを実践する』というスタンスを大切にしいています。そのため、夏休み期間のお子様に向けてチョコレートのワークショップを開催するなど、地域の人々との接点を生み出しながら運営されています。

以前に行ったインタビューでは、店主の時女（ときめ）さんが、カフェスペースについて「席の譲り合いが自然発生するような場所になればいい」という思いをお話ししてくださいました。

チョコレートを連想させるブラウンが基調とした店内は、少しの遊び心を感じさせつつ、幅広い世代の人々が落ち着けそうな空間になっています。

滑川高の生徒さんと作ったクラフトコーラ「fiore」

滑川高校薬学部の生徒さんがアイデアを出し、ハミングバードが商品化したクラフトコーラ「fiore（フィオレ）」。メニューの中に見つけて気になっていたところ、やっといただくことができました！

フルーティーな産地にこだわってラインナップしているハミングバードの産地別チョコレート。そこから着想を得て、このクラフトコーラもフルーティーさが際立つ味に仕上がっています。

シュトーレンのような程よいスパイシーさと複雑さも覗くフレーバーで、これまでに飲んんだことがないけれど飲みやすい不思議なクラフトコーラです。

時々、滑川高校出身の方が気にかけて買いに来る姿があるとのことでした。身近な地域で生まれた美味しいものがあるってとても誇らしいですよね。

fioreは、まだ暑いあいだは販売を続けるとのことでした。フルーティーア&スパイシーなクラフトコーラは、夏バテした身体と心へのエネルギーチャージにぴったり。ぜひ飲んでみてくださいね！

この記事では、取材・インタビューライターの岩井ななが、休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントなどをご紹介しています。

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