富山ではお馴染みの「七越焼（ななこしやき）」。小麦をメインとしたほんのり甘い生地にたっぷり詰まったあんこが絶品で、思い出の味として幼い頃の記憶に残っている人も多いのではないでしょうか？

そんな七越焼、実は全国ではさまざまな呼び方がされています。大判焼き、今川焼、回転焼きなどなど…おもしろいですよね！

グランドプラザ側にある「七越焼 総曲輪フェリオ店」

富山市総曲輪（そうがわ）の「グランドプラザ」側にある「七越焼 総曲輪フェリオ店」。総曲輪エリアにお住まいの方にとっては馴染み深いお店でしょう。

賑やかなお店の看板と、赤い暖簾（のれん）が目印です。

店内はいたってシンプル、七越焼を作るスペースと七越焼を買うカウンターという作りになっています。

タイミングがよければ、七越焼が焼かれていく様子を見られるかも…！

「七越焼」と聞くと粒あんが入ったものをイメージする人が多いかもしれません。メインとなるのは粒あんが入った「赤あん」の七越焼ですが、七越焼 総曲輪フェリオ店では他の具が入ったものも種類豊富に販売しています。

上品な印象の「白あん」、甘党には嬉しい「カスタードクリーム」、お惣菜パンのような魅力のある「七たま焼き」。私が特に気になったのは「チョコレートクリーム味」です。早速購入してみました！

あま〜いクリームがミチミチに入った　七越焼「チョコレートクリーム味」

「チョコレートクリーム味」の七越焼は、見た目は赤あんの七越焼とほとんど同じですが、チラッとチョコクリームが顔を出していました。

生地に刻まれた渋めのフォントの「七」の文字がカッコイイ！

チョコレートクリーム味の七越焼を割ってみると、中にはチョコレートクリームがミチミチに詰まっていました！トロッと粘度があり、ココアのようなどこな懐かしい香りがします。

七越焼と生地を合わせていただくとお菓子としてのバランスが完璧！とても美味しかったです。手を汚さずにワンハンドで気軽にいただけるので、まだまだ寒い時期にあたたかくて甘いおやつを食べたいときにおすすめ。

明日から2月に突入し、本格的にバレンタインシーズンが到来します。チョコスイーツ店巡りのスポットのひとつとして、チョコクリーム味の七越焼を買いに訪れてみてはいかがでしょうか。ぜひ訪れてみてくださいね。

この記事では、取材ライターの岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントをご紹介しています。今後の情報発信もお楽しみに！