バカソウルという店名＋土日祝限定のMax5時間1500円～の飲み放題という情報を聞いて「いい！バカだ！楽しそう！」と気になっていたお店に行ってきました！
武蔵小杉駅北口徒歩2分のところにある「タイ屋台料理居酒屋BAKASOUL ASIA」です。

タイの屋台でよく使われているというテーブルやイス、メイドインタイの食器がそろう店内は、さながらタイの屋台や若者が集う現地の洒落たバーといった雰囲気。

10数年来タイ料理が好きでいろいろ食べてきたというのに、「ぬ！？なんだ、これ食べたことないぞ」という料理が多くて、メニューを見た時点でワクワクが止まりません。

まずはドリンク。
5時間飲み放題に目はくぎ付けなものの、夕方から来店したので120分1500円（写真の黄色い部分のメニューがオーダー可、30分前L.O.）を注文しました。

グァバサワーもマンゴーサワーもおいしかったのですが、目新しさとしてはチャーハイをめっちゃおすすめします。チャー＝茶っていうことで、ストレートティー割りです。
タイのお茶だそうで、ストレートティーとはいうもののバニラのような甘い香りがふわりと鼻をぬけていきます。さわやかで、どんな料理にも相性バッチリでした。

単品メニューはどれもオリジナリティがあって、レシピ本に載っているような正統派で優等生なタイ料理ではないところがとっても新鮮です。
これが今のリアルなタイ屋台料理なのかなあと、脳内海外旅行を繰り広げながら味わっていきます。

特におもしろかったのがコレ！

薬膳焼肉鍋のムーガタです。
焼肉？鍋？と頭のなかがハテナマークでいっぱいになるこのメニュー、タイでは家庭でも食べられているポピュラーな料理なのだとか。

日本に来たタイ人が「しゃぶしゃぶも焼肉もおいしい！なんとか両方いっぺんに食べられる方法はないか」ということで考案した料理だと言われているだけあって、これが日本人の口に最高に合うんです。

ジンギスカン鍋のような鍋を使って、でっぱり部分で肉や海鮮を焼き、その旨味や脂が流れ込んだ溝のスープ部分で野菜や春雨などを煮込んでいきます。もちろん、焼かずにスープ部分でしゃぶしゃぶしてもOKです。

ナンプラーベースとスイートチリベースの2種類のタレをお鍋のスープでお好みの濃さに割って、そこに具材をつけてパクリ。
ヤバイ、永遠に食べていられる…！もっとおつまみも頼みたいのに、なんてことだあああと苦悩しつつも、どんどんお箸が進みます。

鍋具材の豚レバー（380円）を追加オーダーし、それでも箸は止まらず

豚ハツ（380円）を追加して、ジュウジュウぐつぐつ。
色々な具材の旨味が流れ込んだスープで最後に麺も追加してお腹いっぱいいただきました。

暑い夏にアツアツの薬膳鍋がなんともオツ。
活気あふれる店内で屋台気分の楽しいひとときが過ごせます。